PoliPoliが手掛ける「明日への統計2025」
株式会社PoliPoliが総務省統計局の発行する「明日への統計2025」のデザインを担当しました。このプロジェクトの目的は、統計調査の結果を国民に分かりやすく伝え、利活用を推進することです。ポリポリの持つデザインの知見を活かし、特に若い世代や統計に不安を感じている人々が手に取りやすいよう工夫したのが特色です。
デザインの概要
「明日への統計」は、国民が統計を身近に感じられるようにするための大切な刊行物です。今回のデザインでは、まず表紙や本文用イラストを約50点作成し、インフォグラフィックを用いてデータを視覚的に表現しました。これにより、統計データが科学的でなく、親しみやすさを持った形で提供されています。
そのため、デザインには以下のポイントが重視されました:
1.
視覚化とアクセシビリティ向上
- 表やグラフを用いて直感的に情報を理解できるようデザインされています。
- 読者がすぐに肚に落ちるような形で情報を構成。
2.
親しみやすさの提供
- 幅広い年齢層に合う柔らかく現代的なデザイン。
- 統計の心理的ハードルを下げることに寄与する。
3.
PoliPoliの価値観の反映
- 一方通行でない情報伝達を促進する佇まいを持たせる。
- 読者が内容に興味を持ち、生活とのつながりを見出すデザインの工夫。
デザインの結果
「明日への統計2025」は、2025年5月に発行予定で、これまで以上に国民の理解を促進し、統計調査の円滑な実施に貢献することを目的としています。PoliPoliは、このデザインを通じて、統計の可能性を広げ、国民が日常生活で統計情報を利用する手助けをしています。
今後の展望
Pojpoliは、統計情報にとどまらず、様々な行政情報や広報活動のデザインにおいても同様のアプローチを展開する予定です。省庁や地方自治体が発行する白書やパンフレットのデザイン支持を行い、政策形成におけるデザインコンサルティングも視野に入れています。
さらに、社会全体が政策に参加しやすくなるよう、アクセシビリティの向上に取り組み続けます。これにより、より開かれた政策決定プロセスと、誰もが参加できる社会の実現を目指していくのです。
会社概要
株式会社PoliPoliは、2018年に設立され、東京都千代田区に本社を構えています。会社は新しい政治・行政の仕組みを作り続けることで、人々の幸せな暮らしに貢献することを企業理念としています。
企業サイトとしては、政治に声を届けるウェブサイト『PoliPoli』や、行政向けの『PoliPoli Gov』などを運営しており、さらに社会課題解決のためのポリシーファンドや地方自治体との共創ファンドも展開しています。
このように、PoliPoliは、将来に向けてより広範な取り組みを進める中で、国民とのより良いコミュニケーションを築くことを目指しています。