新たな視力矯正の芽 "アイピーシーエル®(IPCL)"が日本に登場
2025年9月、日本国内で新しい眼内コンタクトレンズ「アイピーシーエル®(以下、IPCL)」が発売されることが発表されました。この革新的な製品は、近視や近視性乱視の視力矯正を目指しており、レーザー手術や従来の眼内コンタクトレンズに続く新たな選択肢となります。
アイピーシーエル®(IPCL)について
IPCLは、一般的に白内障用の眼内レンズやコンタクトレンズに多く使用されているHEMAを主成分とするアクリルポリマー素材で作られています。このレンズは、視力矯正の分野で既に海外で販売され、多くの患者に利用されてきました。しかし、日本国内での承認取得には、慎重な科学的検証が必要とされました。
日本での臨床試験は、東京大学の増田寛次郎教授と京都府立医科大学の木下茂教授の指導の下、2021年12月から開始され、2023年9月に完了しました。この共同治験では、中等度から強度の近視または近視性乱視と診断された109名の患者が対象となり、IPCLの有効性と安全性が確認されました。
その結果を受けて、2025年4月には厚生労働省から薬事承認を獲得し、2025年9月の発売を見据えた準備が進められています。
日本眼科手術学会での発表
IPCLの国内承認に関連する内容については、2026年1月30日から2月1日まで福岡国際会議場で開催される「第49回日本眼科手術学会総会」で共催セミナーが行われる予定です。このセミナーでは、IPCLに関する臨床的知見や安全性・有効性を深めるための講演が行われる予定で、多くの眼科専門家の関心を集めています。
株式会社アットワーキングについて
IPCLの販売を手掛けるのは、2002年に設立された株式会社アットワーキングです。本社は東京都千代田区に位置し、眼科分野を中心とした医療機器の導入支援やサポート事業を展開しています。医療現場での機器が安心して使用されるよう、メンテナンスやテクニカルサポートにも力を入れており、医療従事者から高い信頼を寄せられています。
会社概要
IPCLの登場は、視力矯正の分野に新しい風をもたらし、多くの人々にとって画期的な選択肢となることでしょう。今後の展開に注目です。