旭化成ホームズが気候変動アクション環境大臣表彰を受賞
12月2日に、旭化成ホームズ株式会社が環境省主催の令和6年度「気候変動アクション環境大臣表彰」にて栄えある受賞を果たしました。受賞理由は「ハウスメーカー由来の電力事業による循環型エネルギー社会の実現」であり、先進導入・積極実践部門の緩和分野での評価です。この表彰は、気候変動に関するさまざまな取り組みを推進し、その功績が特に顕著である個人や団体に与えられるものです。
表彰の内容
「気候変動アクション環境大臣表彰」は、温室効果ガスの排出抑制や気候変動への適応に関して顕著な功績を上げた団体を表彰しています。環境問題への取り組みが求められる中、旭化成ホームズの冠を持つこの受賞は、一般消費者や企業にとっても非常に重要なメッセージとなります。環境省によると、この表彰は、脱炭素社会の構築に寄与する革新的なアイデアと、その社会実装における確かな成果を重視しています。
受賞に至った取り組み
旭化成ホームズが行っている具体的な取り組みとして、以下のような内容があります:
- - 余剰太陽光電力の買取:ヘーベルハウスやへーベルメゾンの卒FITオーナーから、太陽光による余剰電力を買い取り、その電力を入居者や自社事業に活用しています。
- - 自家消費型ZEH-M:集合住宅で屋根に設置した太陽光設備を使い、自社開発の「Ecoレジグリッド」を推進。これにより、再生可能エネルギーの創出とその地産地消を促進しています。
- - 省エネ活動:へーベル電気の契約者とともに「節電トライアル」などの活動を行い、節電意識の向上に努めています。これは電力需給の安定化にも寄与しています。
- - 全国の新築現場での電力供給:全国各地の新築現場で使用する電力を実質再生可能エネルギーで供給し続けています。
- - RE100とSBT認定:国際的な基準を満たすための取り組みとして、RE100を達成し、SBT(Science Based Targets)認定を取得。これにより、脱炭素を強力に推進しています。
今後の展望
旭化成ホームズは、これからも「いのち・くらし・人生」を支える商品やサービスの提供を通じて、カーボンニュートラルの実現に貢献していく方針です。持続可能な社会の実現に向けて、この受賞はさらなる推進力となるでしょう。
詳細な情報は
こちらでご確認ください。
リンク:https://www.env.go.jp/press/press_03952.html