国内初の案内用図記号に関するJISが発行される
2025年1月20日、一般財団法人日本規格協会が発行した案内用図記号のデザイン原則に関する日本産業規格(JIS)に注目が集まっています。この規格は、案内用図記号の国際的な整合性を持たせることで、公共交通機関や観光施設などでの情報提供品質を向上させることを目的としています。
JIS Z 8211の概要
今回制定されたJIS Z 8211シリーズは、以下の三つの部分から構成されています。
1.
JIS Z 8211-1:共通事項
この部分では、案内用図記号のデザインにおける基本的な要求事項が規定されています。特に、図記号の分類に応じてデザインテンプレートを使用することが求められます。
附属書には、人体や自然物、乗り物などの図記号要素について、基本的な形状やデザインのポイントがまとめられたデザインガイドラインが含まれています。
2.
JIS Z 8211-2:施設の案内用図記号
こちらでは、特に施設などの案内用図記号に必要な基本形状、色、使い方について説明されています。
明確なデザイン基準を示すことで、利用者にとってわかりやすく、直感的に理解できる図記号が求められています。
3.
JIS Z 8211-3:安全関連の案内用図記号
最後に、安全に関連する案内用図記号について、そのデザインの基本形状や色、使用方法が規定されています。地震や災害時に有効な図記号デザインが求められています。
制定の背景と期待される効果
近年、訪日外国人の増加やバリアフリーの重要性がますます高まる中、情報提供の手段としての案内用図記号の重要性が増しています。また、災害対策の推進においても、迅速かつ分かりやすい情報提供が求められます。
JISの制定は、これらのニーズに応える重要なステップと位置づけられています。特に、訪日外国人が増える中で、言語の壁を越えた情報伝達が可能になることが期待されています。
まとめ
JIS Z 8211シリーズの制定によって、案内用図記号のデザインが統一され、国際的な理解が促進されることが期待されます。今後、広範囲にわたって利用されることにより、私たちの生活の安全性や利便性が大いに向上することでしょう。日本の公共空間がますますユーザーフレンドリーになることに期待が寄せられています。