『エンタビ(R)』全国展開構想
2026年4月1日、プレイング株式会社(大阪府堺市)が、体験型観光コンテンツ『エンタビ(R)』の全国47都道府県での同時開催を発表しました。このプロジェクトは、地域の歴史や文化を「物語」として再編集し、観光客自身がその物語に参加するという新しい観光の形を提供するものです。
地域と共に創る新たな物語
『エンタビ(R)』では、すでに大阪や兵庫、奈良、愛知などで実施されており、観光客が演者となることで地域とのつながりが深まっています。参加者からは「目の前で演技が見られて、自分も物語に参加できるのが良かった」「自分が物語の登場人物になるとは思わなかった」といった感想が寄せられ、共感と一体感が生まれています。
この活動は単なるイベントに留まらず、観光客が地方の文化を体験し、再訪意欲を高める成果を上げています。特に、地元住民が演者として参加することでよりリアルな物語が生まれ、また観光地自体が劇場となるという新たな体験を提供しています。
地方の魅力を掘り起こす
『エンタビ(R)』は地域ごとに異なる物語を開発し、地元の人々や事業者と協力して地域ごとの特色を生かした体験を創り上げています。現在、開発が進行中のプロジェクトは、すでに実施した地域に加え、新たなエリアの展開も視野に入れています。たとえば、宮城県では「龍神の隠し財宝(松島)」、京都府では「舞台に消えた恋文(清水寺)」といった物語が考案されています。
ニッポン丸ごとテーマパーク化
本プロジェクトの最終的な目標は、全国各地が一つの「テーマパーク」となることです。地域住民や観光客たちが物語を共有し、交流することで、訪れる人々はただの観光客ではなく、その地域の一員としての役割を果たします。こうした体験を通じて、観光が文化の継承へとつながることを目指しています。
旅行を通じた平和の実現
プレイング株式会社の代表取締役、山本知史は「物語を共有することで人はつながり理解し合える」と語ります。文化や言葉が違う人々でも、同じ物語を体験することで交流が生まれ、このアプローチは地域だけでなく、国際的にも拡大することを目指しています。
結び
『エンタビ(R)』の全国展開は、来るべき2026年に向けて、地域の人々と観光客が一体となり、物語を育てる新しい旅の形を提供する試みです。観光客は自ら地域の一部となり、その土地での体験を「思い出」だけでなく、「共創した物語」として記憶に刻むことができるでしょう。私たちの旅が、ただの訪問を超え、人々をつなぎ、地域を元気にするきっかけとなりますように。