暮らしに寄り添う手すり『ALTRAIL』の魅力
最近、注目を集めているのが、TSUGI DESIGN合同会社が開発したバリアフリー手すりシステム「ALTRAIL(アルトレール)」です。このプロダクトは、設計の専門家であり、実際に手すりを必要とする当事者の視点から生まれた、全く新しいコンセプトの製品です。手すりは単なる支えではなく、ライフスタイルやインテリアに溶け込み、心地よい空間を作り出します。
ALTRAILの特徴と機能
「ALTRAIL」は、見た目の美しさや使い勝手を妥協せず、必要な時にしっかりと身体を支えてくれる安心感を提供します。この手すりは、以下のような特徴を持っています:
1.
着脱式デザイン
手すりは簡単に取り外し可能で、使わない時はデザイン性を損なわずに空間をすっきり保つことができます。また、高さ調整もできるため、利用者に合った最適な位置に設置することが可能です。
2.
高い耐荷重性能
最大120kgの荷重に対応する設計で、安心して利用できます。高齢者や体力に不安のある方々でも、しっかりと身体を支えてくれます。
3.
多目的な使い方
専用のブラケットを使用することで、手すりだけでなく棚や服掛け、照明、モニターの設置も可能になります。これにより、部屋の使い方が広がるだけでなく、快適さも増します。
4.
DIY対応
石こうボードに直接取り付けが可能なため、一般家庭でも簡単に設置できます。専門的な施工が推奨されていますが、ドライバー1本で施工できる設計も大きな魅力です。
5.
将来を見据えた設置
必要ないときでも、将来的な備えとして「まずはレールだけ設置」することもできます。これにより、長期的な視点で安心感を持ち続けることができます。
様々な利用シーン
この画期的な手すりは、新築の住宅やリフォーム、高齢者施設、病院のサポート設備に対応しています。また、賃貸住宅にも適するタイプの開発が進められています。そのため、広く一般社団のニーズに応えることができます。
購入方法と価格
「ALTRAIL」は現在、パラマウントケアサービス株式会社により販売されています。価格は、2,970円から96,800円(税込)まで多様な商品が用意されており、単品からセット商品まで、お客様のニーズに応えた選択肢が提供されています。詳細な情報は、ホームページで確認できます。
TSUGI DESIGN合同会社の背景
TSUGI DESIGN合同会社は、設計事務所出身の二人が共同で設立した会社で、福祉や介護にとらわれない、デザイン性と機能性を兼ね備えたプロダクトの開発を行っています。創業者の髙橋吉昭氏は、脳梗塞を経験した後、当事者の視点から製品開発に取り組むようになり、これを契機に「ALTRAIL」の開発に携わりました。また、髙木舞人氏も交通事故の後遺症から、このプロジェクトに参加し、共に新しい形のバリアフリーを形にすることを目指しています。
まとめ
「ALTRAIL」は、ただの手すりではなく、居住空間を豊かにするための必需品です。快適さと安全性を兼ね備え、より良い暮らしを提供するこの製品は、これからのバリアフリー社会に必須のアイテムとなるでしょう。ぜひ、その目で確かめてください。