「おぎやはぎ」と「頭文字D」の夢のコラボ企画
2023年8月23日、BS日テレで放送される「おぎやはぎの愛車遍歴 NO CAR, NO LIFE!」では、名作漫画「頭文字D」との特別コラボが展開されます。このエピソードでは、主人公たちが乗った名車が登場し、オーナーたちのこだわりや熱い思いが披露されます。番組では、アニメ監修を務めた土屋圭市さんがゲストに登場し、各車両の魅力を深掘りします。
30周年を迎える「頭文字D」の魅力
「頭文字D」は1995年に連載が始まり、今年で30周年を迎えました。この記念すべき年には、9月には静岡・富士スピードウェイで記念イベントも開催される予定です。根強いファンに支えられ続けてきたこのシリーズは、今なお新たな魅力を届けています。おぎやはぎの番組が「頭文字D」とコラボを果たした背景には、番組アシスタントの自動車ジャーナリスト今井優杏さんのアイデアがありました。
特別なカスタマイズが施された4台の名車
番組で紹介されるのは、憧れの名車をオーナーが自ら再現した4台です。最初に登場するのは、主人公・藤原拓海の愛車であるトヨタ スプリンター トレノ、通称ハチロク。非力なマシンながら、拓海の卓越したドライブテクニックで数々の勝負を演じた象徴的な一台です。オーナーは、原作に忠実にワイパーを取り外すなど、細部にわたるこだわりを見せています。特に「藤原とうふ店(自家用)」の文字がサイドに再現されている点が素晴らしく、土屋さんからも高い評価を得ました。
次に、高橋啓介の愛車・マツダ アンフィニRX-7が登場。このオーナーは、父の理髪店で「ヤンマガ」を読んでいたことがきっかけで、頭文字Dのファンになったと語ります。
3台目は、高橋兄弟の兄・涼介の愛車、マツダ サバンナRX-7です。このオーナーは意外にもコスプレイヤーで、最初は車に詳しくなかったそうですが、アニメに魅了されて走りの世界に飛び込むことに。彼女が選んだキャラクターのシーンには土屋さんも感動し、「人間くささがいい」とコメントしました。
最後に、日産スカイラインGT-Rが紹介されます。このオーナーも土屋さんと縁が深く、小木博明さんは思わず「衝動買いしたい」とつぶやくほど愛着を持っています。収録を通じて、おぎやはぎの二人も「頭文字D」をもう一度読み返したくなるほどの楽しさを感じたと言います。
収録の裏側と感想
収録を終えた後、おぎやはぎに感想を聞いたところ、矢作さんは「再度読みたくなった」と話し、小木さんも「熱いシーンをもう一度味わいたい」と熱弁しました。各オーナーがどのようにして名車に愛情を注いでいるのか、その情景がリアルに描かれています。
「おぎやはぎの愛車遍歴 NO CAR, NO LIFE!」は、毎週土曜日の夜9時から放送。ぜひ、名車とオーナーの情熱あふれる物語を楽しんでください!