タニタが実施した「魚・魚料理に関する意識調査2026」の結果
健康を重視する企業、株式会社タニタ(東京都板橋区)は、全国の20歳から69歳までの男女4,700人を対象に「魚・魚料理に関する意識調査2026」を実施しました。特に、脂の乗った季節の魚が楽しめる秋を迎える中、この調査が行われたことは興味深いポイントです。
魚料理に関する意識
調査結果によると、実に約9割にあたる85.3%の人々が魚料理を「好き」と答えています。特にその好みは年代によって異なり、20代では約78.8%に留まるのに対して、60代になるとその割合が89.6%に達します。しかしながら、実際に魚料理を自宅で作ることが好きだと回答した人は約4割の42.8%と、魚を食べたいという気持ちと実際の行動にはギャップがあることがわかりました。
好まれる魚とその理由
好きな魚介類のランキングに目を向けると、1位には「サケ・サーモン」が70.8%で、2位には「マグロ」が63.2%、3位には「エビ」が62.7%がランクインしており、秋の味覚として後半に位置する「サンマ」は5位に入っています。性別や世代によっても好みの差が見られ、特に多くの地域で「サケ・サーモン」が人気を集めています。これに対して、健康的でヘルシーだというイメージは、おいしさやご飯との相性などを上回り、54%の人が魚料理は健康的だと考えています。
魚料理を作りたいが実現できない現実
自宅での魚料理の頻度について質問すると、週に1日以上魚料理を食べると回答した割合は70.7%で、平均は1.8日/週。しかし、自宅で肉料理を作る頻度は87.2%に達し、肉料理の方が圧倒的に支持されている現実があります。
また、多くの人々がもっと魚料理を食べたいと考えながらも、その理由としては価格の高さや調理過程の煩わしさが主要因であることが明らかになりました。62.6%の人が魚料理の頻度を増やしたいと回答し、特に女性の40代ではこの傾向が強いのです。
調理に関する悩みと取り組み
魚料理に関連した悩みとして最も多いのは「生臭いにおい」が66.0%で、さらに「下処理が面倒」や「取り扱いが難しい」といった声も多く寄せられています。これらの問題に対する意識が、魚料理のテーブルへの導入を阻害している要因でもあります。
今後の展望
タニタは、魚料理の健康価値を認識しつつも、価格や調理の煩わしさに対する工夫が求められると考え、このような問題を解決するための新たな施策や提供を計画しています。今後はタニタ栄養研究所の専門ノウハウを生かし、手軽で栄養バランスの取れた食事を提供する場を増やしていくことが期待されます。魚料理の重要性を広めながら、多くの人々の健康を支援する役割を果たすため、さらなる情報発信が行われる予定です。
まとめ
この調査は、魚料理に関する関心は高いものの、実際の食生活にはなかなか結びついていない現状を浮き彫りにしました。魚料理が普段の食卓に登場する機会を増やすことで、健康な食生活を実現していきたいものです。