ペッツファーストグループ2025年5月レポート
2025年5月度のペッツファーストグループは、ペットショップ「P's-first」の直営店における流通の状況を報告しました。「Pets always come first」という理念の下、信頼性の高い契約ブリーダーとの取引を重要視し、ペットの心身の健康を守る取り組みを強化しています。
契約ブリーダーとの連携
5月1日から5月31日までに取り扱ったペットは1,932頭で、内訳は犬が70%(1,352頭)、猫が30%(580頭)です。契約したブリーダーは253名にのぼり、全てのペットは生後60日齢以上で取引されました。これは、過去のニュースレターで発表された基準引き上げの成果でもあります。
ショップ販売の現状
5月のショップでのペット販売数は1,727頭で、犬が74.3%、猫が25.7%の割合です。販売段階では平均102日齢で、ペットが店舗にいる期間は約40日間でした。顧客がペットを迎える前にはセミナーを受講することを義務付けており、1,730組中99.83%がその後契約へと進みました。これにより、衝動買い防止と責任ある飼育の意識を高めています。
ケアとアダプションの取り組み
販売前に健康診断を行い、疾患のあるペットは「要ケアペット」として、ペットケア&アダプションセンター日光で里親を探しています。5月には8頭が新しい家族に迎えられました。センターには90頭のペットが生活しており、治療を終えた77頭が里親募集中です。
解約と死亡事故の実績
5月には17頭が解約となりました。契約を解除されたペットのうち1頭が新しい家族に迎えられた一方で、残りは新たな家族を探しています。また、病気や疾患による死亡事故は計25頭発生し、死亡率は1.29%です。特に、店舗で亡くなった7頭の大半は体調変化が急激であったため、今後は健康管理をさらに徹底していく方針です。
治療と回復の状況
死亡事故の防止だけでなく、病気にかかってしまったペットに対しては、ウェルネス管理センター及び動物病院での治療を通じて命を救うことにも注力しています。5月には88頭が重症から回復し、なかには低血糖や膵炎を抱えていたペットも無事に店舗で家族を探すことができています。
結論
ペッツファーストグループは、「ペットの死亡事故ゼロ」を目指して各種施策を実施し、ペットの健康管理に取り組んでいます。今後もオープンな運営を行いながら、ペットが幸せに暮らせる環境を作り続けていきます。また、意識の啓蒙活動も積極的に行い、より良いペットのしつけやケアに努めてまいります。
会社概要
- - 会社名: ペッツファーストホールディングス株式会社
- - 所在地: 東京都目黒区目黒1-24-12オリックス目黒ビル9F
- - 資本金: 100百万円
- - 売上高: 14,659百万円(2024年度実績)
- - 従業員数: 1,216名(獣医師66名、愛玩動物看護師82名含む)