製造業の進化を促すサービタイゼーションセミナー
製造業のビジネスモデルがデジタル技術の進化によって変化しています。その中でも特に注目されるのが「サービタイゼーション」です。これは、製品の販売後もデータを活用し、メンテナンスや買い替え提案を行うという新たな価値を提供する手法です。今回は、株式会社データ総研が12月16日(金)に開催するセミナー「データマネジメントの視点からみるフィールドサービスのDX」に焦点を当てます。
サービタイゼーションとは?
サービタイゼーションは、製品を販売するだけでなく、その後のサービスを強化することで顧客に新たな価値を提供することを目指しています。具体的には、販売された製品の稼働状況を把握し、適切なタイミングでメンテナンスを実施したり、次の製品を提案したりすることができます。ここで重要なのは、効率的なデータマネジメントです。デジタル技術の活用は単なる分析にとどまらず、多様なデータを収集し、共有できる体制の構築を含みます。
フィールドサービスのDXの重要性
一方で、フィールドサービス領域はこれまで軽視されてきました。一般的には、製品販売が優先され、サービスは付随的なものとされていたのです。しかし、サービタイゼーションの考え方が広がる中、フィールドサービスも見直されています。メンテナンスの訪問時に得られるユーザーの反応や声は貴重なデータであり、適切なタイミングで製品の提案を行うことで、顧客の満足度も向上します。
効果的なデータマネジメント
サービタイゼーションを実現するためには、データマネジメントが重要です。その中でも「マスタ整備」と「構成管理」が不可欠です。マスタ整備とは、製品やサービスの情報を体系的に整理・管理することを指します。一方で、構成管理は、フィールドサービスに関する顧客情報を一元管理するプロセスです。これにより、フィールドサービスの求められる品質が向上し、業務の効率化が期待できます。
セミナーの内容
本セミナーは2部構成で行われます。第一部では、サービタイゼーションとデータマネジメントの基本に迫ります。第二部では構成管理の重要性と、その実現に向けたソリューションを紹介します。参加者は最新の事例や実績に基づく具体的な知識を得ることができます。このセミナーは無料でオンライン参加可能です。しかし、事前の申し込みが必要となります。
募集は以下のURLより行なっています。
イベント申し込みページ
企業概要
株式会社データ総研は、1985年に設立され、本社は東京都中央区に位置しています。企業のデジタル化を促進するための情報戦略立案やシステム開発、IT人材育成を行っており、最新のデータマネジメントのノウハウを提供しています。
企業情報
- - 会社名:株式会社データ総研
- - 所在地:東京都中央区日本橋人形町3-3-6 人形町ファーストビル5F
- - 代表者:佐藤 幸征
- - 設立年:1985年
- - ホームページ:データ総研公式サイト