子どもの貧困解消のための最終フォーラムが名古屋で開催
公益財団法人「あすのば」が主催する「子どもの貧困対策 東海北陸フォーラム」が、2026年1月19日(月)に名古屋市栄の中日ビルで行われます。このフォーラムは、経済的に困難な状況にある子どもや若者たちの「絶望の連鎖」を断ち切るための具体的な対策を考える場となります。
イベントの背景
「あすのば」は、これまでに全国47都道府県でキャラバンを実施し、各地の自治体や支援団体とのつながりを強化してきました。今回のフォーラムは、その集大成となるもので、より効果的な施策の作成や改定に向けた議論が行われる予定です。地域を超えた連携の重要性が強調され、より多くの子どもに支援を届けるための取り組みが求められています。
基調講演とプログラム
フォーラムの基調講演には、超党派「子どもの貧困対策推進議員連盟」の会長、田村憲久衆議院議員が登壇します。田村議員は、自治体と連携し、貧困対策の「推進」から「解消」に向けた新たな視点を提案します。
さらに、「あすのば給付金受給者6千人調査」の結果も発表され、そのデータを基に地域で活躍する支援者たちによる議論が行われます。パネルディスカッションには、石川県からの木村聡氏、三重県の対馬あさみ氏、福井県の橋本達昌氏、愛知県の山田恭平氏、岐阜県の若岡ます美氏など、多様な専門家が参加し、各地域における取り組みや挑戦についての意見交換が行われます。
参加方法と詳細
このフォーラムは、会場参加とオンライン参加の両方で行われ、参加費は無料です。会場参加者は150名、オンライン参加は500名まで受け付けます。事前の申し込みが必要で、参加希望者は公式の申し込みフォームからお手続きをお願いします。
- - 日時: 2026年1月19日(月) 13:00〜17:00
- - 会場: 中日ビル 中日ホール & カンファレンス ボードルーム
- - 申し込みフォーム: こちらから
このフォーラムを通じてもたらされる新たなアイデアや施策が、子どもたちの未来を変える一助となることを期待しています。私たちが抱える子どもの貧困問題に真剣に向き合い、解決に向けた第一歩を踏み出しましょう。
後援・協賛
このイベントは、こども家庭庁や各県の教育委員会、中日新聞社などの後援の下で開催され、公益財団法人キリン福祉財団の助成を受けています。また、中部日本ビルディング株式会社が協賛企業として、フォーラムを支えています。