ATOMica、旭川市と共同でのスタートアップ支援構想
株式会社ATOMicaは、旭川市との連携により、スタートアップ支援施設の構想を始めることを発表しました。この新たな取り組みは、地域の起業家や学生、支援機関との対話を通じて進められるもので、地域に根ざした施設のあり方を探るものです。特に、起業家の孤立や、その挑戦に必要な人材の市外流出という課題を解決することが目指されています。
現在の課題
旭川市は、起業に関心のある若者が増えているものの、3つの大きな課題を抱えています。まず「起業家の孤立」が挙げられます。これは、起業家が適切なサポートやネットワークにアクセスできず、孤独な状況にあることを指します。次に「支援へのアクセスのしづらさ」。地域内には支援機関があるものの、アクセスが困難であったり、情報が行き届いていなかったりします。最後に「挑戦人材の市外流出」。これらの課題が連鎖することで、起業の素地は十分には生かされていません。実際、地域内には相談や出会いを生む常設の場が少ないのが現状です。
ATOMicaの取り組み
ATOMicaは、日本全国で70以上の拠点での運営を通じて、地域において人と人を結ぶ専門職「コミュニティマネージャー」を配置し、関係性を育むコミュニティづくりに力を入れています。これに基づき、旭川市との共同プロジェクトでは、ヒアリングやワークショップを通じて旭川に本当に必要な拠点の構築を目指しています。具体的には、地域の起業家や支援者が必要とする機能や役割を重視し、彼らと対話を重ねながら基本コンセプトを形成することが求められます。
キックオフイベントの開催
2026年9月1日には、旭川市とATOMicaが共催するキックオフイベント「旭川Startup Summit」が開催されます。このイベントは、すでに事業を営む人やこれから起業を目指す人、支援者など、立場を問わず参加できるものです。旭川市長の今津寛介氏が市としてのビジョンを述べる予定で、トークセッションでは地域の可能性や今後の支援拠点の未来について語られます。ATOMicaの代表取締役Co-CEO、嶋田瑞生氏も登壇し、実践をもとに「挑戦が生まれ育つ場所」に必要な機能や仕組みについて説明します。
開催概要
- - 名称: 旭川Startup Summit
- - 日時: 2026年9月1日(火)17:00受付開始
【第1部】メインセッション(17:30〜18:30)
【第2部】ネットワーキング(19:00〜20:00)
【第1部】アッシュアトリウム(旭川市1条通7丁目 A.s.h.1F)
【第2部】machibar(旭川市2条通8丁目マルカツデパート向かい)
【第1部】無料
【第2部】学生:1,000円、大人:2,000円(税込)
- - 対象: 起業家、起業に関心のある方、学生、支援機関の方
今後の展望
ATOMicaの取り組みにより、旭川での挑戦が一般的になり、ますます地域活性化が進むことが期待されます。参加者が地域の強みを活かしながら、新たな試みを見出し、10年後には「挑戦するなら旭川で」という言葉が聞こえるような地域に育て上げたいとしています。若者の還流や地場産業の振興など、地域経済における変化に対する貢献が期待されています。
ATOMicaについて
ATOMicaは、交流を促進する場を提供し続けることを使命として活動しており、その立ち上げから7年が経過しました。各地での成功事例を以て、地域ごとの文化やニーズに応じた支援が行える体制を整えています。企業、自治体、大学などと連携し、多様なコミュニティの形成を進め、出会いや共創を持続的に促す場を創造しています。