近年、企業の経営において重要視される予実管理。そのニーズに応える形で、エキサイト株式会社が提供するクラウド予実管理ソフト「KUROTEN」に新たに追加された機能は、顧客企業からの要望に基づいています。2023年10月2日、水曜日にリリース予定の新機能は、「非財務科目」と「カスタム経営指標」のふたつです。
非財務科目機能とは
この機能では、顧客企業ごとに任意の非財務情報を設定することができます。例えば、来店客数や契約社数、労働時間など、財務情報だけでは把握しにくい要素を、PL(損益計算書)と一緒に管理できる利点があります。これにより、企業は実績や予算計画の分析をより深めることができ、全体的な経営状況を可視化する手助けとなります。
具体的には、企業が設定した情報をもとに、会計科目で構成されるPLの項目を拡張し、財務と非財務の両面からの経営分析が行えるようになります。この融合によって、経営判断が効率よく進むことが期待されています。
カスタム経営指標の新機能
さらに、「カスタム経営指標」機能により、各企業は独自の経営指標を設定できます。任意の計算式を用いることで、Non-GAAP指標の代表として知られるEBITDAなど、財務情報に加え非財務情報も組み込んだ指標を作成可能です。
例えば、次のような指標が考えられます。
- - 時間あたり売上高:売上高 ÷ 労働時間
- - 販売にかかる変動費率:(販売促進費+紹介手数料)÷ 売上高
- - 付加価値労働生産性:(売上高 −(仕入れ原価 + 外注費))÷ 従業員数
このような多様な経営指標は、企業の現状を正確に把握し、迅速な意思決定をサポートします。さらに、KUROTENのBIレポート機能を活用すれば、集約したデータをグラフや表に視覚化し、分析や報告を行いやすくなります。
KUROTENの特徴
「KUROTEN」は、エキサイトが持つ経営管理のノウハウと、実際の企業ニーズを基に開発されたクラウドサービスです。このソフトウェアは、企業内の業務をDX(デジタルトランスフォーメーション)し、実務を行う関係者の業務効率を飛躍的に向上させることを目指しています。また、豊富なBIレポート機能によって、経営層による迅速な判断をサポートします。
現在、経営企画室や事業部はもちろん、経営層まで広く活用され、実際には経営会議の場でKUROTENを開いて議論する企業の割合も増えてきています。このように、経営の可視化と効率化を同時に実現できる点が、KUROTENの強みです。
新機能のリリースを通じて、さらなる顧客の声に耳を傾け、進化を続けるKUROTEN。今後のアップデートにも注目です。興味がある方は、ぜひ公式サイトで詳細を確認してください。
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エキサイト株式会社について
エキサイト株式会社は、東京都港区南麻布に本社を構え、プラットフォーム事業やSaaS・DX事業を展開しています。会社の設立は1997年8月で、代表取締役社長は西條 晋一氏です。さらなる情報は公式ウェブサイトでご確認ください:
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