三五工務店が「35 STANDARD HOUSE」を刷新
北海道札幌市に本社を構える株式会社三五工務店は、人気の企画住宅「35 STANDARD HOUSE」を刷新し、5タイプの新たなラインナップを公開しました。この住宅シリーズは、長年にわたって蓄積してきた注文住宅の設計ノウハウを基に、住まいに必要な“最大公約数”を考慮した住宅として評価されています。
刷新の背景
「35 STANDARD HOUSE」は、合理性、品質、デザイン性が高く評価されてきています。今回の刷新では、時代のニーズに応え、新たに“誰もが暮らしやすいスタンダード”を定義しました。現代のライフスタイルは多様化しており、特にコロナ禍を経た今、住環境に求める要素が変化しています。そのため、従来の良さを残しつつも、新しい価値を持たせることが重要と判断した結果の刷新です。
新ラインナップの5タイプ
新しい「35 STANDARD HOUSE」には、以下の5つのタイプが含まれています。
Basic01(ベーシック01)
このプランは、土間とLDKが一体化した開放的な空間を持つ住宅です。アウトドアを楽しむ方にぴったりなシンプルなデザインになっています。
Basic02(ベーシック02)
グッドデザイン賞を受賞した旧タイプを現代版へとアップデートしました。広々とした水回りと柔軟な間取りにより、快適な暮らしを実現します。
Tiny(タイニー)
平屋タイプのこの住宅は、地域では珍しい企画住宅です。小さな空間でも広さとゆとりを感じることができる贅沢な間取りを採用しています。
Urban(アーバン)
都心の狭小地を考慮した3階建ての仕様です。ビルトインガレージやバルコニー、吹き抜けを備えており、都市生活にゆとりをもたらします。
Flexible(フレキシブル)
土地条件によってさまざまなバリエーションを提案するこのタイプは、道産木材を使用した外観や内装が特徴です。
詳細情報は、三五工務店の公式ホームページにて確認できます。従来のラインナップは2025年8月末をもって販売終了すると発表されています。
モデルハウスの公開計画
特に「Basic01」についてはモデルハウスが公開予定で、住所は札幌市北区新琴似3条5丁目7-22です。見学会についての詳細は公式サイトで確認可能です。
道産木材の活用とデザインへのこだわり
「35 STANDARD HOUSE」では、三五工務店が注文住宅で培った知識と技術を生かし、高機密・高断熱の住宅を実現しています。さらに、道産木材の活用にも力を入れ、地域の資源を大切にしています。この木材は温もりや経年変化の美しさを持ち、住まいに豊かさをもたらします。
また、住まいだけではなく、グループ会社が運営するライフスタイルショップ「ten to ki」と連携し、北海道を代表する家具やアクセサリーを提案しています。これにより、住まいを構築するだけでなく、そこから広がる暮らしをデザインするトータルなサポートを行っています。
今後の展望
三五工務店は「今日、北海道で生きている。」とのテーマのもと、地域資源を最大限に活かし、独自のデザイン力と技術力によって新しい住まいを提供し続けることを目指しています。今回の「35 STANDARD HOUSE」の刷新を通じて、さらなる多様なライフスタイルに合わせた住みやすい住宅を提案していくことでしょう。