AGORA KGU KANNAIの成功
関東学院大学のコワーキング&シェアオフィス、「AGORA KGU KANNAI」が、オープンから約1年半で前年比契約者数が10倍に伸びています。この急成長は、大学と地域企業との「地域連携」を強化する中で実現しました。
地域とともに歩む
AGORA KGU KANNAIは横浜・関内キャンパスに位置し、地域の企業や文化と連携することを目指しています。具体的には、地域連携イベント「それは、横浜にある。」を通じて、横浜ビールの誕生物語やマジックイベントなど多様なプログラムを提供し、地域の魅力を味わえる場を設けています。
これらのイベントでは、異なるバックグラウンドを持つ人々が集まり、交流することで新しいアイデアが生まれる場にもなっています。また、地元の飲食業者と提携し、「AGORA de ランチ!」を実施。地域の美味しいお弁当を提供し、参加者へのサポートも充実させています。
コワーキングの魅力と機能
AGORA KGU KANNAIは361.04㎡の広さを誇り、会議室や商談スペース、フリードリンク、Wi-Fiなどの設備が整っています。テレワークや勉強、趣味の時間を充実させるために、非常に快適な空間が提供されています。特に、横浜市内に住むパートタイム利用者にとって、アクセスの良い立地が大いに活用されています。
成功事例の積み上げ
AGORAは2019年からコワーキングスペースをプロデュースしており、これまでに3つの成功事例を持っています。最初の成功事例「AGORA本厚木」では6,000名の利用者を記録し、20名の起業家が誕生しました。次に多摩信用金庫との連携による「me:rise立川」では、1年半で利用者が100倍に増加しました。このような成功を背景に、AGORA KGU KANNAIも好調に成長しています。
未来への展望
関東学院大学の学長、小山嚴也氏は「学生だけでなく地域市民にも活用される知の交流拠点を目指している」とコメント。イベント参加を通じて多様な人々との交流を図り、新たな価値観に触れられる場を提供し続けることを期待しています。これからもAGORAはコミュニティの活性化、創業支援などを通じて地域をより豊かにしていくでしょう。
まとめ
AGORA KGU KANNAIがもたらす新たな価値と可能性は、地域との絆を深めることでさらに拡がっていきます。この施設の成功は、今後の創業支援拠点のモデルケースになることが期待され、地域の多様性を共有する場としての重要性がますます高まっています。