アジャイルウェア、2年連続で「D&Iアワード」に認定
アジャイルウェアが企業のダイバーシティ・インクルージョン(D&I)に対する取り組みで、2年連続して「D&Iアワード」でアドバンスに認定されました。この評価は、多くの日本国内企業の中でも特に先進的なD&Iの実践がなされていることを示しています。
D&Iアワードとは
「D&Iアワード」は、ダイバーシティとインクルージョンに取り組む企業を評価する日本最大のアワードです。企業は独自の評価指標「ダイバーシティスコア」を基に評価され、D&Iの推進を業界全体に後押しすることを目的としています。
アジャイルウェアのダイバーシティスコア
アジャイルウェアは、そのダイバーシティスコアとして69点(100点満点)を獲得しました。この高得点は、広範な取り組みを行い、加えて社員一人ひとりがD&Iを尊重する社内文化の醸成が評価された結果です。
取り組みの概要
アジャイルウェアでは、すべての従業員やパートナーとその家族を含むすべてのステークホルダーの「楽しく」「しあわせ」に暮らせるような経営方針を掲げています。その為に、多様性を受け入れ、社員が活躍できる風土作りに力を入れています。
フラットな組織形態
アジャイルウェアは、CEO以外の役職を設けない“文鎮型組織”を採用しています。この組織形態により、性別や役職の違いを超えて全ての従業員が管理職と同等の裁量を持つことができます。この風土は、全社員の意見が尊重されることを促進しています。
障がい者雇用の促進
アジャイルウェアは、発達障害や精神障害の方々に対して支援を行っている就労移行支援事業所「あいふろいで」と提携し、業務の一部を委託しています。また、2023年からは正社員としての雇用を開始する予定です。
LGBTQへの理解促進
社内での研修や資料配布を通じてLGBTQへの理解を深めており、東京レインボープライドにも参加しています。さらに、職場には「ALL GENDER RESTROOM」を設け、多様性を尊重しています。
多文化の尊重
国籍に関わらず人材を採用し、文化や宗教的習慣を尊重しています。例えば、ドイツ籍の社員はクリスマス期間中に長期帰国することが認められ、ベトナム籍の社員は旧正月に合わせた休暇を取得しています。
柔軟な働き方の推進
育児や介護を行っている社員がフレキシブルに働けるように、アジャイルウェアではコアタイムのないフルフレックス制度やリモートワークを導入しています。このように、社員が自分のライフスタイルに合わせて働けるよう心掛けています。
男性育休取得の推進
近年、アジャイルウェアでは男性の育休取得も進めており、直近1年間で4名が育休を取得しました。この取り組みにより、育児は女性だけの役割ではない、という価値観を広めています。
髪型と服装の自由
アジャイルウェアは、社員の個性を尊重し、髪型や服装の自由が認められています。これにより、モチベーションを高く保ちつつ、自由な発想を育む環境が整っています。
代表取締役CEOのコメント
代表取締役CEOの川端光義氏は、このたびの認定について「大変光栄に思っています」と述べ、ウェルビーイング管理を重視し、多様性を尊重した環境作りに引き続き注力する意向を示しました。また、大阪本社の新オフィスではD&Iを促進するハード面の整備も行うとのことです。
まとめ
アジャイルウェアの多様性と包摂性を尊重する取り組みは、日本国内企業の模範となる存在です。彼らの活動は多くの企業にとってのインスピレーションとなっています。今後も彼らの進展が期待されます。