「ヒョウ現祭in御堂筋」新たなAR体験で大阪の未来を発信
今年の5月8日から12日にかけて開催される「Art Walk 御堂筋」において、一般社団法人関西イノベーションセンター、株式会社STYLY、トンガルマン株式会社が共同で「ヒョウ現祭in御堂筋」の新たなAR体験を提供することになりました。特に注目されるのは、5月11日(日)に出展される「おえかきAR」ブースです。この取り組みは、2030年に向けた未来の街づくりをテーマにしたもので、XR技術を駆使して御堂筋を新たに体験できる機会を創出しています。
ヒョウ現祭の概要
「ヒョウ現祭in御堂筋」は、2024年8月16日に実施が予定されている都市空間をXRメディアとして拡張するプロジェクトです。御堂筋にスマートフォンをかざすと、ヒョウの顔が現れ、緑に覆われたもう一つの御堂筋の世界が広がります。このアート体験は、訪れる人々が次々とヒョウ柄化していく建物に囲まれながら、隠されたアート作品を探す楽しみも提供します。
ワークショップでの体験
また、5月11日の「おえかきAR」ブースでは、参加者がワークショップで描いた絵をAR技術を用いて空中に現すユニークな体験も用意されています。特に子どもたちが描く絵が空に浮かび上がることで、AR技術を身近に感じ、楽しむことができます。このブースは、5月11日(日)限定で実施されるため、ぜひ立ち寄ってみてください。
ART WALK 御堂筋の背景
この「Art Walk 御堂筋」は、大阪市が推進する取り組みの一環で、御堂筋を車中心のストリートから人中心に転換するべく進められています。2030年の大阪・関西万博を見据え、「人中心の道路空間へ~みちの未来体験EXPO~」というテーマのもと、春・夏・秋にかけて様々なプログラムが展開される予定です。このような活動は、地域活性化と文化の発信に寄与しています。
XRメディア化の意義
「都市空間のXRメディア化」は、現実の都市空間にXR技術を重ねることで、新たな表現方法や体験を創出することを目指しています。これにより、物理的及び時間的制約を超えた新しい展示が可能になり、地域の人々が自由にコンテンツを配信できる環境が整います。これにより訪問者にとっての体験価値が高まり、地域の魅力を多角的に享受できるようになります。
参加方法
体験には、スマートフォンまたはタブレットが必要です。事前に「STYLY」アプリをダウンロードし、「ヒョウ現祭in御堂筋」イベントに参加することで、ARコンテンツを体験できます。アプリのインストールは簡単で、対応端末であればすぐに利用可能です。ただし、一部の機種によっては利用できない場合もあるため、事前に確認が必要です。
おわりに
大阪の未来を見据えたこのプロジェクトは、地域の人々との共創により、都市の新たな魅力を発信していくものです。今後もXR技術を活用し、地域に根ざしたクリエイティビティを育て、発展させる取り組みを続けていくことが期待されます。多くの人々に楽しんでいただける「ヒョウ現祭in御堂筋」に、ぜひご参加ください。