ICTでつなぐ医療連携
2019-07-08 10:00:52
ICTツールを活用した多職種連携の新たな取り組みを紹介する冊子が発行
超高齢社会に向けたICT活用の取り組み
全国的に進展する超高齢社会において、医療と介護の連携が求められています。その中で、エンブレース株式会社が発行した医療介護連携に関する事例集が、多くの関係者に注目されています。この冊子は、ICTツールを活用した多職種連携の成功事例を網羅したもので、医療と介護の現場で役立つ貴重な情報源です。
医療介護連携の重要性
近年、医療と介護の垣根を越えた連携の必要性が高まっています。これに応じて、地域包括ケアシステムを推進するための成功事例を広める動きが加速しています。この冊子では、誰でも簡単に実践できるICTの活用方法や、特定の地域や専門職による連携の成功事例が紹介されています。
事例集の内容
発行された冊子は、全228ページ、5000部が印刷された非売品です。「県外まで広がる、栃木県医師会の多職種連携の取り組み」や「小児科医による小児在宅医療と多職種・専門医連携」など、具体的な33の事例が掲載されています。これらの事例は、ICTを活用した医療介護連携がどのように実現できるのかを示しており、地域の医療従事者が直面する課題を解決するためのヒントが詰まっています。
患者・家族の声の重要性
この事例集には、入退院時のICTを利用した病診連携や患者とその家族の声も含まれています。実際の医療介護現場での生の声を反映させることで、医療や介護の質を向上させるための貴重な情報を提供しています。患者中心の地域包括ケアシステムを築くためには、医療従事者だけでなく、患者やその家族の意見も含むことが重要です。
理事長からのメッセージ
冊子を発行した全国医療介護連携ネットワーク研究会の理事長、土屋淳郎氏は、「同じような悩みを持つ多職種の関係者や行政、医師会の方々に向けて、ICTツールを活用したコミュニケーションが、医療と介護を超えた連携の支えになることを願っています」と述べています。このように、ICTの活用は医療介護連携を強化し、より良い地域包括ケアの実現に寄与するものとして期待されています。
まとめ
超高齢社会における地域包括ケアの実現は、一人一人の医療従事者の努力とICTの力によって支えられています。この事例集は、実際の成功事例を通じて、今後の医療と介護の連携を考える上での貴重なリソースとなることでしょう。関心のある方は、ぜひ冊子を手に取り、地域の医療や介護にどう活用できるかを考えてみてください。
会社情報
- 会社名
-
エンブレース株式会社
- 住所
- 東京都千代田区有楽町2-7-1有楽町イトシア12階
- 電話番号
-
03-6860-4527