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ニュータニックス、仮想デスクトップ向け統合インフラソリューションNX-7110を発表～あらゆるアプリを快適に利用可能に～

ニュータニックス、仮想デスクトップ環境を革新する統合インフラソリューションを発表

近年、企業における仮想デスクトップ（VDI）の導入は加速しています。しかし、高解像度動画や3Dグラフィックスを扱うアプリケーションをVDI環境で快適に利用するには、高いパフォーマンスと複雑な設定が求められ、課題となっていました。この状況を打破すべく、Nutanix社が画期的なソリューションを発表しました。

NX-7110：あらゆるアプリケーションに対応する統合プラットフォーム

今回発表された「NX-7110バーチャルコンピューティングプラットフォーム」は、VDI環境におけるパフォーマンス問題を解決する、業界初の統合インフラストラクチャーソリューションです。NVIDIA GRIDとTeradici PCoIPの両技術を統合することで、地理空間情報サービス、ビデオストリーミング、CADデザイン、3Dレンダリングなど、高度なグラフィック処理を必要とするアプリケーションも、物理ワークステーションと同等の快適さで利用できます。

NX-7110は、VMware HorizonとCitrix XenDesktopの両ハイパーバイザーに対応しており、導入企業は既存の環境に合わせて柔軟に選択できます。また、既存のNutanixクラスターへの追加も容易で、共通の統合コンソールであるNutanix Prismを介して管理できるため、運用効率も向上します。

ユーザーの声：General Dynamics社の事例

General Dynamics C4 Systems社のLandWarNet Schoolでシステムアドミニストレーターを務めるDavid Avery氏は、Nutanixのバーチャルコンピューティングプラットフォームを導入したことで、大規模なVDI環境においても、グラフィックアプリケーションを問題なく動作できていると高く評価しています。今後のデータセンターのインフラストラクチャーとして、Nutanixの採用をさらに検討しているとのことです。

高い拡張性とコストパフォーマンス

NX-7110は、高価で移動性に劣る物理ワークステーションに代わる、コスト効率の高いソリューションを提供します。廉価なラップトップやモバイルデバイスからでも、高負荷なアプリケーションを快適に利用できるため、場所を選ばず、柔軟なワークスタイルを実現できます。

パートナー企業からの支持

NVIDIA社のGRIDビジネス担当ジェネラルマネージャーであるJustin Boitano氏は、NX-7110がNVIDIA GRIDのグラフィック性能を最大限に生かし、モバイル環境でも3Dアプリケーションを確実に利用可能にすると述べています。

Nutanix社のビジョン

Nutanix Inc.のマーケティングおよび製品管理担当VPであるHoward Ting氏は、NX-7110が仮想デスクトップの分野において飛躍的な進歩をもたらすと語り、あらゆるアプリケーションをすべての仮想デスクトップで使用できるようにする、垂直統合インフラストラクチャーを提供する最初で唯一のプロバイダーであると自信を示しています。

さらに、NX-3000およびNX-6000シリーズも発表

Nutanix社は、NX-7110に加え、インテルIvy Bridgeプロセッサーを搭載したNX-3000およびNX-6000シリーズの新製品も発表しました。これらの製品は、仮想化サーバー、プライベートクラウド、VDI、ビッグデータ環境など、幅広い用途で優れたコストパフォーマンスを発揮します。

まとめ

Nutanixの新しいソリューションは、VDI環境における課題を解決し、場所やデバイスを選ばず、あらゆるアプリケーションを快適に利用できる環境を実現します。これは、企業の生産性向上やデジタルワークプレイスの構築に大きく貢献するでしょう。今後、VDI市場におけるNutanix社の更なる活躍に期待したいところです。