ドローンプラットフォーム・クロス(XROSS)の全国展開
令和5年に大分県の支援を受けて設立された『ドローンプラットフォーム・クロス(XROSS)』が、全国展開に向けた大きな一歩を踏み出しました。設立から1年で、すでに6つの県(大分、岐阜、福島、長崎、鹿児島、長野)にその活動を広げ、他の自治体も導入を検討しています。これにより、地方におけるドローン技術の活用が期待されます。
地域課題の解決と災害時の迅速対応
XROSSは、ドローンの利用者と事業者とのマッチングを促進し、地域が抱える課題の解決を目指しています。特に、災害時における迅速な対応に対する期待が高まっています。ドローン技術は、救助活動や物資配送など、多岐にわたる分野で活用できるため、地域社会にとって非常に重要な存在となります。
700以上のサービスと無料マッチング
現在、XROSSには700以上のドローンサービスが登録されており、全国の自治体と連携して利用者と事業者のマッチングを行っています。驚くことに、これらのサービスを利用する際に、自治体連携により利用者と事業者の費用負担は一切発生しません。これにより、ドローンサービスの利用が一層推進されることが期待されています。
豊富な情報とアプリ開発
また、XROSSでは、最新のドローン情報や豊富なコンテンツを提供しています。特に、飛行記録アプリを開発し、無償提供しています。これにより、利用者は手軽に自分の飛行記録を管理できるだけでなく、有料でカスタマイズすることも可能です。これらの取り組みが、利用者の増加にも繋がっています。
さらなる社会実装の加速へ
XROSSは、引き続き全国の自治体への展開を進め、地域課題の解決やドローン産業の発展に力を入れていく方針です。各自治体のニーズに応じた柔軟なサービスを提供し、地域の特性に合った活用法を模索することで、さらなる社会実装の加速を図ります。
関連リンク
最新のドローンプラットフォーム・クロスに関する詳細情報や、県別の導入状況については、下記のリンクをご覧ください。
内閣官房が運営するドローン情報共有プラットフォームにも各自治体のXROSSが掲載されていますので、ぜひご覧ください。詳細な情報については、
こちらをご参照ください。
お問い合わせ
本件に関する問い合わせは、以下の連絡先までお願いします。大分県商工観光労働部 新産業振興室(担当:市原・津下、メール:a14140@pref.oita.lg.jp、電話:097-506-3273)