ピカソと見立ての芸術
2024-09-01 12:22:40

ピカソのセラミック作品を見立ての視点で楽しむ特別展開催

東京都港区にあるヨックモックミュージアムが、開館記念企画展の第5弾として「ピカソ・セラミックー『見立て』の芸術」展を2024年10月29日から2025年12月28日まで開催します。
この展覧会は、ピカソがセラミックの制作に込めた意義や、その作品における日本文化との共通点に迫るものです。監修には早稲田大学名誉教授の大髙保二郎氏、ゲストキュレーターにはポーラ美術館学芸員の東海林洋氏を迎えており、両名による豊富な知識や経験が集結しています。

ピカソのセラミックと日本文化


ピカソのセラミック作品は、単なる陶器にとどまらない深い意味を持っています。その制作過程は「形の転用の実験」と位置付けられており、これを日本文化における伝統的な視点「見立て」に照らし合わせることで、新たな解釈を提供します。「見立て」とは、物の一部や形を他の何かに見立てることで、異なる視点や解釈を生む技法です。この展覧会を通じて、ピカソの作品がどのようにして見る人に新たな視点を与えるのか、そのプロセスを探ることができます。

展覧会の概要


「ピカソ・セラミックー『見立て』の芸術」展では、ピカソのセラミック作品を中心に、日本の伝統美術との絶妙なコラボレーションを展開します。
  • - 展覧会名:ピカソ・セラミックー「見立て」の芸術
  • - 会期:2024年10月29日(火)〜2025年12月28日(日)
  • - 休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)
  • - 場所:ヨックモックミュージアム(東京都港区南青山6-15-1)
  • - 入場料:一般 ¥1,200 / 学生(中学生以上) ¥800 / 小学生以下無料

特別コーナーの展開


さらに、同展では「ヴァローリス・コレクション」と題した特別コーナーも設けられ、ピカソが1951年から1964年まで制作したリノカットの版画ポスターが初公開されます。これらは、ピカソがセラミック制作の本拠地であるフランス・ヴァローリス市の依頼に基づくもので、展示される作品は合計10点。ピカソの独特な視点が変化に富んだ版画作品となって蘇ります。

詳細情報


開催期間中は、特別講演やギャラリートーク、学校連携プログラムなど、さまざまなイベントも予定されています。ぜひ、ピカソの作品とともに、新たな視点を探求する素晴らしい機会としてご参加ください。興味がある方は、詳細を公式サイトにて確認することができます。

【ヨックモックミュージアム基本情報】



この特別展は、アート愛好者やピカソファンにとって見逃せないイベントです。新たな発見と共に、心豊かな時間をお過ごしください。


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会社情報

会社名
一般社団法人YMハウス
住所
東京都港区南青山6-15-1ヨックモックミュージアム
電話番号

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