AI Marketとナレッジベースの連携
BizTech株式会社(東京都豊島区、代表取締役:森下 佳宏)は、新たに法人向けのAIチャットサービス「Opera AI Chat」を提供する株式会社ナレッジベース(東京都千代田区、代表取締役社長:坂本 之総)との連携を発表しました。この連携は、最適なAI開発会社やAIサービスを選定するコンシェルジュサービス「AI Market」の中核をなすもので、業務の安全性と効率性を大幅に向上させることを目指しています。
ナレッジベースの「Opera AI Chat」
ナレッジベースが提供する「Opera AI Chat」は、企業内の様々な情報を安全に、迅速に活用できる環境を実現します。特に、社内マニュアルや規程、FAQ、外部のWeb情報、PDFやURLに至るまでの情報を横断的に参照し、過去の文脈を理解した上で高精度な回答を提供する仕組みを備えています。これにより、社員が情報を検索する時間を大幅に削減し、意思決定のスピードを向上させることが期待されています。
また、「Opera AI Chat」は、社員の問い合わせ対応を効率化し、ナレッジの共有をスムーズにすることで、組織全体の生産性を高める手助けをします。このAIチャットサービスは、データの暗号化や安全な保存が可能で、監査ログ機能やアクセス制御なども完備しています。
安全性と実用性
ナレッジベースは、ISO/IEC 27001と27017の認証を取得しており、エンタープライズレベルの安全性を満たすクラウド基盤を採用しています。このシステムは、障害が発生した際にも迅速に対応できるため、機密情報が関わる業務でも安心して利用可能です。
さらに、ユーザーの職種やスキルに応じたプロンプト設計や、企業ごとの特化したカスタマイズができる点も特徴的です。複雑なソフトウェアのインストールや設定は不要で、専任の担当者が導入から定着までサポートすることで、企業のAI活用が実現します。
取り組みの背景
AI Marketでは、セキュリティと利便性を両立させたAI基盤に対するニーズが高まっており、この連携を通じて顧客企業に迅速で安全なAI環境を提供することが目的です。ナレッジベースにとっても、AI Marketを介して新たな業界との接点を得ることができ、自社の強みを広める機会となっています。
導入の現状と今後の展開
すでに、ナレッジベースは複数の企業において100名規模の大規模検証を開始しており、実践的な環境での活用を通じて、各企業にカスタマイズされたAIエージェントの開発を進めています。この検証では、フィードバックを元にエージェントの機能を調整しており、段階的に範囲を広げながら最適化が図られています。最終的には全面展開に向けた取り組みが進められる予定です。
まとめ
BizTechの「AI Market」とナレッジベースの「Opera AI Chat」の連携により、企業は安全かつ効率的なAI活用が可能となります。特に、業務効率化と情報セキュリティのバランスを図ることが求められる現代において、このサービスは大変重要な役割を果たすことでしょう。企業のAI導入や活用についてお悩みの方は、是非この機会にこのサービスを検討してみてください。