TBSラジオが新たに展開する落語ポッドキャスト
TBSラジオが手がけるポッドキャストプラットフォーム「TBS Podcast」に新たな番組が加わりました。全編英語で制作されるこの新番組、『RAKUGO PODCAST SHOW』は、日本の伝統芸能である落語を海外のリスナーに紹介するものです。番組は落語に未経験の人々にも楽しんでもらえるような「超入門編」として設計されており、アメリカやカナダ、イギリスなど、Podcast市場が活発な国々をターゲットとしています。
このポッドキャストは、英語マスターの落語家、古今亭佑輔と三遊亭好青年の2人がパーソナリティを務めます。彼らの個性豊かな語りによって、落語がどのように世界に広まっていくのか、多くのリスナーがその魅力を発見できることでしょう。
番組の特徴と魅力
『RAKUGO PODCAST SHOW』は、落語の基本的な部分から始まり、リスナーがスムーズに日本の文化に触れることができるよう配慮されています。では、具体的にどのような内容が放送されるのでしょうか。
1.
落語のエピソード:古今亭佑輔と三遊亭好青年が、それぞれ自分のお気に入りの落語エピソードを紹介します。物語の背景やキャラクターの解説もあり、リスナーは深く楽しむことができます。
2.
文化解説:落語が持つ文化的背景や、その意味についての解説も行います。これにより、リスナーはただ聞くだけではなく、落語の奥深さを感じることができるでしょう。
3.
インタビューセクション:各エピソードでは、他の落語家や文化人との対談も交えられ、さまざまな視点から落語に迫ります。この形式は、多様な文脈を理解する助けとなります。
このような構成により、エンターテインメント性だけでなく、学びの要素も盛り込まれている『RAKUGO PODCAST SHOW』。特に、英語圏のリスナーにとっては、新しい文化を学ぶ貴重な機会となるでしょう。
パーソナリティの紹介
古今亭佑輔
神奈川県出身の彼は、1994年に生まれ、若いころから英語と落語の両方に親しんできました。留学を経て帰国後、落語家となり、国内外にその魅力を広める努力をしています。自身の英語落語会の開催も行い、注目を集めている若手です。
三遊亭好青年
スウェーデン出身の三遊亭好青年は、子供の頃から日本のアニメに触れる中で日本文化に興味を持ちました。交換留学で日本に訪れ、落語に魅了されて帰国後再度来日。独自の視点を生かして、落語を広める活動を続けています。
どこで聞ける?
『RAKUGO PODCAST SHOW』はさまざまなPodcastプラットフォームで配信されています。Apple Podcast、Amazon Music、Spotifyなどで聞くことができるので、ぜひチェックしてみてください。
この新たな挑戦を通じて、日本の伝統文化である落語が世界中の人々に愛されることを期待しています。TBSラジオが展開するこの革新的な試み、ぜひともお見逃しなく!