若手有望株の流出が示す組織の危機
2026年問題と言われる労働力不足に直面する日本企業。特に「ホワイト企業」とされる企業から、若手の有望株が次々と辞めていく現象が続いています。株式会社イマジナはその原因を探るため、経営者や人事責任者向けに特別セミナーを2月12日に大阪で開催します。このセミナーでは、関西企業507社から収集したデータをもとに、組織の4大疾患とその治療法について詳しく解説します。
働きやすさの罠
多くの企業が「良い会社」を目指して、待遇改善や福利厚生の充実を図っています。しかし、これらの施策が必ずしも若手の定着につながるわけではないことが明らかになっています。特に約30%の企業が、残業削減やホワイト化を進めながらもハイパフォーマーの離職が続いていると報告しています。この現象は、いわゆる「従業員満足度(ES)」の向上が「エンゲージメント」の向上に直結しないことを示しています。
若手の自己成長欲求
最近の調査によれば、日本の社会人の52.6%が社外での学習時間を持たないと言われています。このような状況下では、企業にとっては「ただ在籍するだけの人材」ではなく、自ら学び、成長する人材を育て、定着させることが急務です。そのためには、新しい基礎となる考え方が必要です。
セミナーでの具体的なアプローチ
本セミナーでは、以下の4つの疾患を取り上げます。これらは従来の精神論や経験則では解決できないものです。
1. 構造的OJT不全
なぜベテラン社員が多くを教えるにもかかわらず、若手社員が「この会社に未来はない」と感じてしまうのか、そのカラクリを解明し、問題解決の方向を見出します。
2. 主体性のダブルバインド
「主体性を持て」と言いながら、管理体制で若手の行動を制約する矛盾点を指摘し、その解決策を考察します。この状況は優秀な人材を静かなる退職に追いやる要因となっています。
3. 良い会社症候群
居心地の良さから「ぶら下がり社員」が増え、一方で成長を求める人の流出が問題です。これをどのように克服するかを具体的に紹介します。
4. 投資の不均衡
企業が新卒採用に多くの投資をしても、社員の定着にはその投資が行われていない現実を露わにし、次のステップとしてどのようなアプローチを取るべきかを提示します。
イマジナの提案
これらの課題に対して、イマジナは「共感価値」という新しい概念を提唱します。この手法は、企業理念をただのスローガンに留めず、社員の行動原理として浸透させることを目的としています。社員が自ら主体的に行動し、企業を共有の場とするためのインナーブランディングを強化する手法です。
書籍『共感価値の設計図』の紹介
このセミナーでは、関野吉記が著した書籍『共感価値の設計図 〜まだ知られていない、'理念'の本当の価値とチカラ〜』も取り上げます。スキル教育よりも人間力を重視し、どうすれば自発的に動く組織が作れるかを体系化した内容が展開されています。
セミナーの詳細
- - 日時: 2026年2月12日(木) 10:00〜11:30 (開場 09:45)
- - 場所: ブリーゼプラザ 805号室(大阪市北区梅田2-4-9 ブリーゼタワー8階)
- - 講師: 関野 吉記(株式会社イマジナ 代表取締役社長)
- - 費用: 参加費無料(事前申込制)
このセミナーは若手の離職が問題になっている経営者や人事責任者に特におすすめです。企業理念が現場に浸透していないと感じている方、またこれからの組織を強化したいと考える方はぜひ参加をご検討ください。
会社情報
株式会社イマジナは「ブランド価値は人から生まれる」をモットーに、インナー(組織)とアウター(対外)の両面から企業のブランド構築を支援しています。3,000社以上の実績を持つ信頼のあるコンサルティング会社です。