グローバル・ブレインがマーケットプレイス型荷物預かりサービスに出資
近年、テクノロジーの進化に伴い、新しい形のサービスが次々と登場しています。その中でも、グローバル・ブレイン株式会社が注目するのは、マーケットプレイス型の荷物預かりサービスを提供する
Bounce, Incです。2024年12月、グローバル・ブレインが運営する
KURONEKO Innovation Fund 2号(KIF2号)と
KDDI Open Innovation Fund 3号(KOIF3号)が、自社の資金を投じてBounceに出資したことを発表しました。
Bounceとは?
Bounceは、アメリカを拠点とするスタートアップで、現在、北米、ヨーロッパ、アジアを含む4,000以上の都市で荷物預かりサービスを展開しています。このサービスは、町中の小売業者と提携し、利用者がさまざまな場所で荷物を預けられる利便性を提供しています。2024年のInc.5000においては、トラベル領域で最も急成長している未上場企業として名認められています。
日本市場への進出
Bounceは、アメリカだけでなく、今後日本市場への参入を計画しています。その第一歩として、東京にオフィスを開設し、国内でのビジネス展開を加速させる予定です。日本においても、観光や出張で荷物を預けたいというニーズは高まっていますので、Bounceのサービスが浸透する余地は十分にありそうです。
投資の背景
グローバル・ブレインはBounceのリーディングカンパニーとしての地位を評価し、その成長の可能性に大きな期待を寄せています。特に、事業の実行力やチームの能力について高い評価をしており、それが出資の決定要因となりました。この出資を通じて、Bounceの日本での発展をサポートしていく方針です。
グローバル・ブレインについて
グローバル・ブレイン株式会社は、1998年に設立されたベンチャーキャピタルとして、数多くの企業に投資を行ってきました。主なオフィスは東京の渋谷にあり、様々な成長企業との連携を深めています。Bounceへの出資は、新たな挑戦の一環として、今後の事業開発に力を注ぐことが期待されます。
まとめ
新しい時代の荷物預かりサービスを提供するBounceに対するグローバル・ブレインの出資は、両社にとって大きな成長のチャンスとなることでしょう。この試みが、日本市場にどのような影響を与えるのか、今後の動向に注目が集まります。サービスの利便性や新たなビジネスモデルが、どのようにユーザーの生活を便利にするのか、期待が高まるところです。