ナノシート電極の評価
2026-08-20 09:52:40

極薄ナノシート電極、ボーケンガーメンテック社の評価に採用される

株式会社朝日ラバーの新技術、ナノシート電極



埼玉県に本社を構える株式会社朝日ラバーは、このたび独自に開発した極薄の「ナノシート電極」が、ボーケンガーメンテック社による評価に採用されたことを発表しました。ボーケンガーメンテック社は、繊維製品の機能性や快適性を評価する第三者試験機関であり、多くのアパレルメーカーやスポーツ用品メーカーからの信頼を得ています。

ナノシート電極の特長



「ナノシート電極」は、生体適合性のあるシリコーンゴムと導電性高分子であるPEDOT:PSSを使用しており、厚さが1,000nm以下という極薄さを実現しています。専用のケーブルを含めても厚みは0.2mm未満で、粘着剤を使わず水だけで肌に直接貼り付けられるのが特長です。これにより、装着時の違和感がほとんどなく、一般的な電極と同じように電気信号を読み取ることができます。

導電性高分子の利点



PEDOT:PSSは他の導電性ポリマーに比べて優れた透明性と成膜性を持っており、この性質がナノシート電極の性能を引き立てています。

筋電位測定の活用



ボーケンガーメンテック社では、ナノシート電極を用いて衣料品や日用品の筋電位測定を行い、製品の機能性と快適性を評価しています。具体的な利用シーンとして、靴の種類による足裏筋活動の比較や、軍手や作業用手袋を装着した際の手のひら筋活動の測定があります。これにより、安定性や作業負担の程度を定量的に評価できるようになっています。

自然な動作を妨げない設計



従来の電極は約3mmの厚みがあり、靴や手袋の中での使用時に違和感をもたらすことがありました。しかし、ナノシート電極はその薄さから、自然な動作を妨げることなく測定を行うことが可能です。これにより、靴や手袋の性能評価において新たな可能性が生まれました。

より快適な製品開発に寄与



ボーケンガーメンテック社による評価を通じて、ナノシート電極は実際の使用環境での生体データ取得を可能にしました。これにより、商品開発において使用者の負担軽減効果を具体的なデータとして示すことができ、メーカーの製品改良に貢献します。特に、少ない力で物を保持できる作業用手袋の開発支援において大きな役割を果たすと期待されています。

将来の展望



朝日ラバーは2026年4月から中期経営計画を実施し、2030年に向けたウェルネス領域のビジネス展開を進めています。「ナノシート電極」は、モビリティ、医療、スポーツおよび健康における筋電測定の新たな選択肢となり得ます。今後も、独自の技術を駆使してこの分野での発展に寄与していく意向を示しています。

参考リンク



ボーケンガーメンテック株式会社について



  • - 代表者名: 久次米正弘
  • - 所在地: 大阪府貝塚市津田南町28-55
  • - 事業内容: 繊維製品の検査・評価を行う専門機関。一般財団法人ボーケン品質評価機構の100%子会社です。


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会社情報

会社名
株式会社朝日ラバー
住所
埼玉県さいたま市大宮区土手町2-7-2
電話番号
048-650-6051

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