経産省の補助金を活用した無償教育AIプラットフォーム「スクールAI」の導入開始

教育現場向けAI支援サービスが無償で提供

株式会社みんがくが開発した教育現場向けの生成AIプラットフォーム「スクールAI」が、経済産業省の「令和6年度補正予算地域未来人材育成支援民間サービス等利活用促進事業費補助金（探究・校務改革支援補助金2025）」に採択され、全国の学校へ無償で提供されることが決定しました。この取り組みにより、教育現場におけるAIの導入が一層進むことが期待されています。

スクールAIとは？

「スクールAI」は、教育DXを推進するための生成AIを搭載したプラットフォームです。教職員の授業準備や、教材作成の効率を向上させる機能を備えています。また、児童・生徒向けには対話型の学習支援を提供し、学びを深めるためのサポートを行います。このプラットフォームは、自治体の教育方針や学校ごとのニーズに合わせた柔軟な利用が可能で、全国各地で導入が進んでいます。

無償提供の背景

経済産業省の補助金により、「スクールAI」を導入する学校は、2026年3月末までの間、無償でこのプラットフォームを利用することができます。具体的には、以下のスケジュールで導入を進めます。

- お問い合わせ開始：5月1日（木）～
- 申込み締切：5月13日（火）
- 採択結果通知：順次お知らせ
- 運用開始：順次アカウント納品

この機会を活用することで、学校側は必要な支援を受けながら、AIを取り入れた教育改革を進めることができます。

教育の未来を切り開く

株式会社みんがくが掲げるビジョンは「次世代教育のスタンダードを創る」ことです。そのため、教育とテクノロジーの融合を目指し、現場の課題に真正面から向き合っています。もともとは全国の教育者が協力して運営していた合同オンライン自習室からスタートした同社は、教育サービスやコンサルティング、研修事業などを展開し続けています。

特に「スクールAI」は教育現場での生成AIの可能性を引き出すための重要なツールです。今回の無償提供により、学校は試験的にこのプラットフォームを導入し、効果を測定することができます。

今後、導入が進む中で教育の効率化や質の向上が期待される「スクールAI」。興味のある学校は、ぜひ先に紹介したお問い合わせフォームを利用してみてください。実際に導入することで、どのように授業が変わるのか、その可能性を皆さん自身で体感してほしいと思います。