東陽テクニカが新発売するパウダーブレーキ「PB-IS」シリーズ
株式会社東陽テクニカは、2025年1月29日よりスイスのMagtrol社製パウダーブレーキ「PB-IS」シリーズの販売を開始します。この新シリーズは、モーターの性能評価や耐久試験、さらにはギアの負荷試験を高精度かつ広範囲に行うことができる製品として注目を集めています。
デジタルダイナモメーターとの違い
従来のデジタルダイナモメーターからはトルクセンサー機能を外し、ブレーキ機能に特化した設計がされています。最大トルクは1,200N・m、吸収出力は水冷式を採用することにより48kWまで向上。これにより、より高負荷な試験にも対応可能としています。
モビリティの電動化に寄与
今回の「PB-IS」シリーズは、製品の導入を通して、モビリティや産業機械の電動化を推進することで、エネルギー効率の向上や環境問題の解決に寄与することを目的としています。近年、さまざまな産業で電動化が進行し、これに伴いモーター性能の向上が求められていますが、本製品はそのニーズに応えるものとなっています。
特徴と利点
「PB-IS」シリーズの主な特徴は、以下の通りです。
1.
水冷式の採用:これにより、吸収出力が空冷式と比べて最大で20倍向上しています。
2.
高トルク・高速運転の評価:500N・mの負荷でも900rpm以上の連続運転が可能。
3.
短納期での納品:同出力のモーター負荷と比較して、最短で4カ月のスピード納品が実現。
これらの特徴により、高効率であることが求められる電動モーターや誘導モーターの評価・試験が、より多様化・高度化することが期待されています。
今後の展望
東陽テクニカは、この新シリーズを通じて、先進的なモビリティや産業機械の電動化をさらに進め、安全かつ環境に優しい社会の実現に貢献していく方針です。また、製品に関する詳細は公式ウェブサイトで確認することができます。
製品ページはこちら
今後も東陽テクニカからの新製品情報に期待が高まります。
会社概要
株式会社東陽テクニカは、最先端の計測技術のリーディングカンパニーとして、脱炭素や自動運転、EMC、セキュリティといった多岐にわたる事業分野での活動を展開しています。クリーンエネルギーや自動運転技術の発展に寄与し、国内外の事業拡大を目指しています。
株式会社東陽テクニカ Webサイト
株式会社東陽テクニカは、安心安全な未来を築くために、これからも技術革新に挑戦し続けます。