新たな森林活用プロジェクトが始動
埼玉県嵐山町で、株式会社リムズキャピタルと株式会社シシガミカンパニーが手を組み、森林活用に向けた新たなプロジェクトを始めました。このプロジェクトでは、不動産ファンドを活用し、忘れ去られた森林を再生し、地域の活性化を目指します。これにより、自然と共生する未来に向けた取り組みが加速しそうです。
プロジェクトの概要
リムズキャピタルは、不動産特定共同事業を基にしたクラウドファンディングサービス「BATSUNAGU」を通じてファンドを組成します。グループ会社のLCディベロップメンツが借主となり、シシガミカンパニーと共に森林レンタルサービスを展開します。このサービスは、キャンプ場として活用できる森林を提供し、利用者には「365日いつでも自分だけの森林空間」を体験してもらうことを目指しています。
地域への貢献
2050年までには、多くの森林が所有者不明になると予測されています。リムズキャピタルとシシガミカンパニーは、地方創生だけでなく、古民家再生や事業承継問題の解決も含めたプロジェクトを進めています。これまでの成功事例としては、北海道、長野県、新潟県などが挙げられます。
嵐山町の魅力
埼玉県嵐山町は自然環境が豊かで、観光や歴史、文化に富む魅力的な地域です。特に、嵐山渓谷は多くの観光客を惹きつける人気スポットで、四季折々の美しい風景が楽しめます。また、町には古い寺院や神社が点在しており、歴史的な側面でも注目されています。自然散策やバーベキュー、ハイキングなどが楽しめる環境が整っており、都心からのアクセスが良好です。
forenta-SAITAMA 嵐山キャンプエリアの詳細
新設されるキャンプ場「forenta-SAITAMA 嵐山キャンプエリア」は、美しい森林に囲まれ、初心者から上級者まで楽しめる様々な区画が用意されています。東京都内からも90分の距離にあり、自然をたっぷり感じることができます。ここでは、風や鳥のさえずりを感じながら、心地よい静けさを味わうことが可能です。
今後の展開
両社は、引き続き不動産投資型クラウドファンディング「BATSUNAGU」を通じて、地方創生や空き家対策を進めていきます。また、遊休不動産や森林の有効活用を目指し、さまざまな新プロジェクトに取り組んでいくでしょう。これにより地域経済の活性化と持続可能な社会に貢献することを目指しています。
株式会社シシガミカンパニー
岐阜県加茂郡に本社を置くシシガミカンパニーは、森林の価値を引き出すための事業に取り組んでおり、2024年4月に設立されたばかりのベンチャーです。今後の展開が非常に期待されます。森林の魅力を最大限に活かしたビジネスモデルで、地域社会の発展に貢献しています。