感動を呼ぶパンダの物語『タンタン』が瞬く間に重版決定！

心を打つパンダの物語、重版決定！

最近、講談社が刊行したノンフィクション書籍『パンダのタンタン二人の飼育員との約束』が、発売直後から多くの話題を集めています。この本は、兵庫県神戸市立王子動物園に住むパンダ、タンタンの感動的な実話を描いており、そのストーリーに心を揺さぶられた読者が続出。発売からわずか1週間で重版が決定するなど、その人気は留まるところを知りません。

タンタンのいのちを繋ぐ物語

タンタンは2000年、阪神淡路大震災の復興支援のために日本にやってきました。その当時からの密着取材を基に、彼女の物語は始まります。短い手足とモフモフした毛並みで「神戸のお嬢さま」という愛称で親しまれ、瞬く間に動物園のアイドルとなったタンタン。飼育員たちとの静かな日々が描かれていますが、やがて彼女にさまざまな試練が訪れます。

飼育員の深い愛情

本書の著者である杉浦大悟氏は、タンタンと彼女を支える飼育員に5年間密着したことから、彼らの絆や思いを深く理解しています。特に、パン生の最晩年に様々な疾患と闘ったタンタンの姿は、多くの人々に感動を与えました。作者は、彼女の日常生活や、飼育員たちが屋上のひまわりに込めた思いなど、細部にわたり丁寧に描写しています。その結果、読者は彼女の素朴な毎日と、彼女を愛で続けた飼育員の心情を強く感じることができるのです。

さまざまなメディアで大注目

また、本書はリリースと同時に公開されたショートアニメーションPVも話題に。15万回以上のインプレッションを記録し、その反響は広がっています。公式Instagramやオフィシャルサイトには、タンタンや飼育員のプロフィール、さらにはさかなクンの直筆イラストまで公開され、ファンを楽しませています。このようなメディア展開が、本書の人気を更に押し上げているのです。

幅広い年代に愛される一冊

全ページにルビが振られており、子供から大人まで幅広い層が手に取れる内容となっています。動物愛好者や感動的なストーリーを求める人々にとって、ぜひ読んでみる価値のある一冊です。神戸市内や関西地域の書店では大展開が行われており、書籍がすぐに手に入る環境が整っています。

著者紹介

著者の杉浦大悟氏は、NHK専任部長として多くの動物番組に携わってきた経験を持ちます。彼の手による「ごろごろパンダ日記」は、多くのファンに支持され続け、今もなお愛されています。さらに、イラストを手がけた中村愛さんは、東京芸術大学院美術研究科を修了し、数多くの水彩画作品を発表する実力派のアーティストです。