近畿大学の浦山秀誠選手、音羽山部屋へ入門した新たな力士の誕生

近畿大学相撲部の新星、浦山秀誠選手の音羽山部屋入門

2025年3月4日、近畿大学体育会相撲部の浦山秀誠選手が大相撲音羽山部屋に入門することが正式に発表されました。この入門は、彼が近畿大学から26人目の力士となることを意味しています。彼の入門会見は大阪府東大阪市に位置する近畿大学の東大阪キャンパスにて行われ、多くの関係者が見守る中、未来への決意を新たにしました。

浦山秀誠選手のプロフィール

浦山選手は富山県富山市出身。2003年生まれで現在22歳。経営学部に在籍しており、身長は183cm、体重は160kgと迫力のある体格を持っています。彼の得意技は押し出しで、圧倒的な押しの力で相手を制圧するスタイルが特徴です。若干の年齢ながら、すでに豊富な実績を持ち、昨年の全国学生相撲選手権大会では個人ベスト8に進出するなど、その実力を証明しています。

入門の意気込み

記者会見では、浦山選手が意気込みを語り、日々の稽古に全力を尽くし、地元富山を盛り上げるためにも頑張りたいとコメントしました。多くの方々に支えられてここまで来たことへの感謝の気持ちを忘れず、今後もさらなる成長を目指す姿勢が印象的でした。

近畿大学体育会相撲部の歴史

近畿大学相撲部は1925年に創部され、今年で98年目を迎えています。部員数は現在23人、部長の山口仁宏氏の指導のもと、日々厳しい稽古に励んでいます。相撲部は全国学生相撲選手権大会において団体優勝9回、個人優勝6人の実績を有し、西日本学生選手権大会では団体優勝43回とその実力を示してきました。出身力士も25人を数え、今後も多くの優秀な力士を輩出することが期待されています。