PRアワード2025:石川県の広報がグランプリに輝く
日本パブリックリレーションズ協会が主催する「PRアワード2025」が開催され、今年度のグランプリに石川県の災害対応広報プロジェクトが選ばれました。このプロジェクトは「PRパーソンの未来予測を、災害対応に応用した能登半島地震命を守る災害対応リアルタイム広報」と名付けられたものです。エントリー企業には、株式会社博報堂、北陸博報堂、博報堂プロダクツ、オズマピーアール、レオンが名を連ねています。
エントリーの背景
今回のアワードには合計で98件のエントリーがあり、多くの素晴らしい取り組みが競われました。グランプリを受賞したプロジェクトは、災害大国である日本において、リアルタイムな情報提供が如何に命を守るかという重要なテーマを扱ったものです。
この広報活動は、行政とプロボノの専門家が連携し、デマや風評被害を非情に対応することに成功しました。審査委員長である田上智子氏は、このプロジェクトが次世代の行政広報の模範となると高く評価しています。
受賞作品の詳細
エントリーされた全12件には、以下のような受賞作品が含まれています。
ゴールド受賞
- - 道頓堀 金龍のしっぽプロジェクト:「人気スポット消失の危機を笑いによる合意形成で地域を巻き込む物語」
- 事業主体:金龍製麺株式会社
シルバー受賞
1.
第3の賃上げプロジェクト:中小企業の賃上げ閉そく感を打破。
2.
バーガーキングを増やそうキャンペーン:地域参加型物件探し。
3.
涙目シール:食品ロス削減に貢献。
4.
Beサポーターズ:介護施設との幸せな物語。
ブロンズ受賞
1.
ヒダスケ!:市民の手伝いを促すプラットフォーム。
2.
かってに芥川賞・直木賞:文学賞事務局の取り組み。
3.
おかんパン:従業員エンゲージメント向上プロジェクト。
4.
I know IBD:難病支援プロジェクト。
5.
回転すし、魅力最・再訴求:万博プロジェクト。
審査委員特別賞
- - OHTANI CHARM:被災地で生まれたカプセルトイのプロジェクト。
表彰式の案内
受賞者プレゼンテーションと表彰式は、2023年12月10日、水曜日の17時から時事通信ホールで開催される予定です。詳細は
こちらからご覧ください。
このアワードを通じて、次世代に向けたPR活動の重要性が改めて確認され、社会を変革する力を持つパブリックリレーションズへの期待が高まることでしょう。アワードの受賞作品は、社会的な価値を生む優れた活動の実例として、今後も多くの人々に影響を与えていくことが期待されます。