新たなPMS対策サプリ、臨床試験でその有効性を証明

日本初のPMSサプリメント臨床試験

日本初となるPMS（Premenstrual Syndrome）およびPMDD（Premenstrual Dysphoric Disorder）への客観的評価を行った臨床試験が注目を集めています。この試験は、オールインワン型錠剤サプリメントを摂取することによる12週間の影響を検証したもので、多くの女性たちにとっての新しい選択肢となることでしょう。

試験概要と実施内容

この試験は、2022年6月23日から10月3日までの約4ヶ月間にわたり行われました。対象は20歳から40歳の健康な成人女性で、合計15名が参加しましたが、そのうち1名は途中で離脱し、最終的には14名によって試験が完了しました。参加者は、試験期間開始前から規則正しい生活を心がけ、日々の運動として8,000歩を目安に歩行しました。

サプリメントは、12週間にわたり毎日3粒を水またはぬるま湯で摂取し、主観的な評価とともに自律神経や疲労度、血流速度、体表温度の客観的なデータも収集しました。この成果を評価するために、初回と6週間後、12週間後の各期間で比較を行ったのです。

サプリメントの成分と効果

このオールインワン型サプリメントには、主に6つの成分が配合されています。
1. チェストツリー: ホルモンバランスを整える効果が期待されています。
2. アグリコン型イソフラボン: エストロゲンの減少による症状を緩和。
3. テアニン: 精神的な緊張を和らげ、リラックスを促します。
4. GABA: 脳の興奮を鎮め、睡眠の質を向上。
5. ヒハツ: 毛細血管の血流を改善する期待が寄せられています。
6. ショウガ: 生理痛や目眩を軽減するとされています。