JTBグループが新たな経費データ連携を発表
日本の企業に効率的な経費管理を提供するJTBグループが、経費データ連携プラットフォーム「ビズバンスJTB経費データ連携」において、三井住友トラストクラブの「TRUST CLUBコーポレートカード」とのデータ連携を開始しました。この新たな機能により、企業はカード利用データを簡便に取り込み、経費精算業務の効率化が期待されています。
新しいデータ連携サービス
「ビズバンスJTB経費データ連携」は、複数のカード会社が発行したコーポレートカードなどの利用明細データを集約し、導入企業の日常業務に役立つ情報として提供するサービスです。クライアント企業は、このデータを自動的に取り込むことで、手入力の手間を省くことができます。これにより、経費精算業務の負担を軽減し、業務のスピード化を図ることが可能です。
TRUCLUBカードの利用促進
今回の提携により、従来の「ダイナースクラブ コーポレートカード」に加えて、TRUST CLUBコーポレートカード(Mastercard)の利用も可能となります。導入企業は、これらのカードの利用明細をワークフローや経費精算システムに容易に統合することができるようになります。これは、経費精算を一元管理することで、重複のチェックや不正の防止に貢献します。
サービスの魅力
この連携による主な利点は、以下の通りです。
1. ### 入力作業の削減
経費精算書への入力作業やチェック作業が大幅に削減されます。最短で利用の翌日には明細データが反映されるため、迅速な経費精算が実現します。
2. ### 複数のデータ連携が可能
複数のカード会社による利用明細データを共通フォーマットで一括処理できるため、異なるフォーマットを意識する必要がなく、企業はコストと手間を大幅に削減することができます。
3. ### 情報の可視化と不正防止
経費処理を可視化することで、企業内部の不正を防止し、より健全な経営につなげます。
「ビズバンスJTB経費データ連携」について
このサービスは、既に300社以上に導入されており、経費精算や出張手配データなどを効率的に管理できます。多くの経費精算システムとの連携実績があり、企業の業務効率化に寄与しています。
経費精算システムの拡張
日頃の経費精算業務を効率化するために、JTBでは「ビズバンスJTB経費精算」というクラウド型の経費精算システムも提供しています。このシステムは、出張手配から経費精算まで一気通貫で対応できるため、企業のニーズに合わせた柔軟な運用が可能です。アプリを活用したデータの自動読み取りや、勘定科目の自動仕訳も行うことができ、使い勝手が向上しています。
今後の展望
JTBグループは、経費精算業務のさらなる効率化を目指しており、TRUST CLUBカードやダイナースクラブカードとの連携を通じて、企業のニーズに応えるべくサービスを拡張していく方針です。これにより、企業は経費管理をより効率的に行い、経営資源の有効活用を図ることができるようになります。
詳細は、
JTBビジネストラベルソリューションズの公式サイトでご確認ください。