アカリクとSpready、業務提携を発表
近年、企業の新規事業開発においては専門的な知見が求められることが増えており、そのニーズに応える形で株式会社アカリクとSpready株式会社が業務提携を結びました。両者の事業の特性を生かし、大学院生やポスドクといった高度専門人材と企業とのマッチングを図ることを目的としています。
提携の背景 さらに強固なネットワークを形成
アカリクは、大学院生や博士号取得者を中心とした約20万人の専門家をネットワークとして持っています。一方で、Spreadyは、企業向けにインタビュープラットフォームを提供し、専門領域における新たな事業の可能性を探ることを支援しています。この提携により、アカリクが持つ専門家とSpreadyのプラットフォームを通じて、企業が必要な人材と出会える機会が増加します。
また、アカリクユーザーには、産業界での実務経験や新規事業開発の機会を提供することで、自身のキャリアパスを広げる手助けをします。この新たな出会いが、専門知識を持つ人材がさらに活躍する舞台となることが期待されています。
提携の具体的な内容
1. インタビュー・事業検証の情報提供
提携内容の一つとして、アカリクが保有する約20万人の大学院生・ポスドクに対し、Spreadyが持つ企業の新規事業領域におけるインタビューや事業検証の案件情報が提供されます。これにより、専門家は新たな機会を得ることができ、企業は自身のニーズに合った専門家と接点を持つことができます。
2. 共催イベントの開催
アカリクとSpreadyは、共催イベントを定期的に開催する予定です。このイベントでは、専門知識を持つ人材が集まり、企業とダイレクトに交流できる場を提供します。専門家同士のネットワーキングや新たな知見の共有など、キャリアにおいて有益な経験を得る貴重な機会となるでしょう。
各社の理念とは
株式会社アカリク
アカリクは、「知恵の流通の最適化」を理念に、大学院人材の採用支援やキャリア支援を行っています。国や産業界で求められる知識を持つ人材を、企業とダイレクトに繋ぐためのサービスを展開しています。
Spready株式会社
Spreadyは、「日本のイノベーションに必要な出会いを、すべてSpreadyから」という理念を掲げています。彼らは、新規事業のアイデア発想支援、ユーザーヒアリング支援、イノベーション人材研修を通じて、日本の未来を支えるイノベーション創出のためのプラットフォームを提供し、常に進化しています。
まとめ
今回の提携により、アカリクとSpreadyは、専門家と企業の架け橋となり、互いの強みを活かした新たな出会いを生み出すことを目指しています。これは、日本におけるイノベーションの促進や専門人材の活躍の場を広げる重要なステップとなります。今後の展開に注目が集まります。