Deelが「GRIC 2025」に出展し、国際的な雇用戦略を議論
グローバルな人事・給与プラットフォームを提供する
Deelが、2025年11月13日に開催された国内最大級の成長産業カンファレンス「
GRIC 2025」に出展しました。本イベントは、日本のスタートアップエコシステムをグローバル化することを目的としており、6回目の開催を迎えました。開催場所は渋谷ヒカリエで、多くの企業関係者や投資家が集まり、活発なディスカッションが行われました。
Deelのブースでは、「国境を越えた採用」というテーマに基づき、グローバル展開を目指す様々な企業から多くの関心が寄せられました。特に、各国における複雑な労働法や税制に対する具体的な対応策についての議論が活発に交わされ、日本の企業が直面するグローバル雇用の課題に対して貴重な意見が出される場となりました。
トークセッション「FIRESIDE CHAT」
また、「FIRESIDE CHAT」というオフライン限定のトークセッションには、Deelの地域マネージャーであるカレン・ンが登壇しました。彼女は、Miro、富士通ローンチパッド、アスエネ株式会社の各リーダーたちとともに、グローバル採用戦略について議論しました。このセッションでは、Deelの急成長や多くの企業の支援実績が紹介され、なぜ現在グローバル採用が新たな標準として成長しているのかが解説されました。
カレンは、世界の雇用主の75%が必要なスキルを持った人材を見つけられないという最新のデータを示し、日本だけでもその割合が85%に達していることを報告しました。この現状を受けて、富士通ローンチパッドの谷は、国内で優秀なエンジニアを見つけるのが非常に難しくなっていると述べ、アスエネの柳井も、地域ごとの規制に対応するためには現地の専門知識を持つ人材が必要不可欠であると強調しました。
グローバルチームの構築と管理
カレンは、Deelが5年間にわたってフルリモート企業として成長してきた経験を基に、採用時に候補者の「日々のルーティン」を確認し、自己管理能力を見極める重要性について語りました。さらに、グローバル採用におけるコンプライアンスの重要性も強調され、Tomásは書類手続きが原因で優秀な人材を失うリスクについて言及しました。
富士通ローンチパッドの谷は、Deelの導入前は給与支払いや税務処理が非常に複雑であったが、導入後はプラットフォーム上で選択するだけで翌日から雇用が可能になったと語り、手続きの正確性とスピードを両立する運用体制の必要性を示唆しました。
Deelの今後の展望
カレン・ンは、
GRIC 2025が日本におけるイノベーションとグローバルビジネス戦略のための重要なプラットフォームであると強調しました。また、セッションやブースでの活発な質疑応答を通じて、日本企業が越境採用に強い意欲を持っていることが明らかになったと述べました。Deelは、今後も日本市場でのサポートを強化し、複雑な法制度や給与管理の壁を取り払い、様々な企業が世界中の優れた人材と効果的に協働できる環境を提供していくことを目指しています。
一方、Deel Japanの社長である西浦亮は、GRIC 2025での日本企業の積極的かつ熱意のある姿勢に感銘を受け、Deelが信頼できるパートナーとして、グローバル人材をより効果的に活用できるよう全力でサポートしていくことを再確認しました。
Deelについて
Deelは、グローバルチーム向けに設計されたオールインワン型の給与・人事管理プラットフォームを提供しています。多様化する働き方に対応した機能を提供し、HRIS、給与計算、コンプライアンス管理、福利厚生、パフォーマンス管理など、人事関連のあらゆる機能をシームレスに統合しています。150カ国以上で様々な雇用形態に対応し、企業がよりスマートかつ迅速にビジネスを拡大できるよう支援しています。詳細については
Deel公式サイト をご覧ください。