JCBタッチ決済がニュージャージー・トランジットで利用可能に
日本発の国際カードブランド、JCBが新たなステップを踏み出しました。アメリカのニュージャージー州において、ニュージャージー・トランジット・コーポレーション(NJT)との提携が実現し、同社が運営するすべての路線バスとライトレールでJCBのタッチ決済が導入されることとなりました。この動きは、日本からの旅行者を含む多くの利用者にとって、大いに便利な交通手段を提供するものです。
JCBのタッチ決済は、JCBマークがあるカードやスマートフォンを使って、タッチ決済対応の端末にかざすだけで利用できる非接触決済です。今までキャッシュやQRコード決済を使っていた方々にとっては、スムーズでストレスフリーな移動体験が期待できます。特に、車内に設置された決済端末でのタッチ決済は、利用者にとって大きな利点となります。
ニュージャージー・トランジットについて
NJTは、ニュージャージー州内はもちろん、ニューヨーク州やペンシルベニア州の一部をカバーする公共交通システムです。地元住民だけでなく、観光客にも重要な移動手段として位置づけられています。多様な路線バスやライトレールが運行され、さまざまな目的地へのアクセスが可能です。特に公共交通の利用は、都市交通の混雑を緩和したり、環境負荷を軽減するためにも重要です。
提携の背景
今回の提携は、JCBがアメリカ国内でのサービス拡充を目指す中で、NJTが海外からの顧客に対し安全で便利なサービスを提供したいというニーズをともに実現する形で進展しました。両者の思いが一致したことにより、今回のタッチ決済導入が実現したのです。これにより、JCBの利用者は国内外でより一層便利に移動できるようになります。
JCBのタッチ決済の特徴
JCBのタッチ決済は、簡単・迅速な決済を実現します。JCBマークのあるカード、またはそれを設定したスマートフォンを端末にかざせば、ショッピングや乗車が一瞬で完了します。ただし、一定金額を超える支払いや特殊な取引の場合にはサインや暗証番号の入力など、本人確認が求められます。
JCBは、「おもてなしの心」「きめ細かな心づかい」をモットーに、顧客一人ひとりの期待に常に応えられるよう努めています。そのため、多様なニーズに応じたサービスの拡張を今後も続けていく予定です。安全で便利な交通手段の提供を目指し、JCBのタッチ決済対応加盟店は今後も増加予定です。
詳細は、公式ウェブサイトをチェックしてください。JCBのタッチ決済が利用できる店舗情報やスマートフォンの設定方法動画なども公開されています。
この新しいサービスが実現したことで、ニュージャージー州を訪れる旅行者にも、さらなる利便性が提供されることでしょう。移動が簡単になれば、観光やビジネスでの滞在がより充実したものになるに違いありません。