新しいバイオ医薬品サービス
2022-03-17 14:00:00
ユー・メディコとCoriolis Pharmaが協力し新たなバイオ医薬品サービスを開発
ユー・メディコとCoriolis Pharmaが戦略的パートナーシップを締結
大阪大学発のバイオベンチャーであるユー・メディコと、世界的な製剤研究開発企業Coriolis Pharmaが新たに戦略的パートナーシップを締結しました。この提携により、両社は独自の技術と専門知識を融合させ、日本やアジア市場に向けたバイオ医薬品や先端医療向け新サービスを開発・提供します。
両社の強みを活かした製剤サービス
今回の提携では、特にバイオ医薬品と遺伝子細胞治療薬の製剤開発、および生物物理的特性評価サービスに注力します。科学者同士の交流を通じて知識を共有し、共同研究やプロジェクトも進めていく予定です。このコラボレーションを通じて、新たなイノベーションを創出し、最先端医療の進展に貢献を目指します。
ユー・メディコの代表取締役、福原彩乃博士は「この提携により、我々の協力関係がより強固になることを嬉しく思う。両社がそれぞれの強みを生かし、高品質なサービスを提供していく」と述べています。
Coriolis PharmaのCEO、マイケル・ウィッゲンホーン博士は「ユー・メディコが日本における製剤開発のリーダーであることは高く評価しています。この提携が我々の成長戦略に寄与するでしょう」と語ります。
バイオ医薬品開発の重要性
特にバイオ医薬品やウイルスベクターの開発には高度な科学的基盤が必要不可欠です。ユー・メディコの最高科学責任者である内山進教授は「この提携は高品質なバイオ医薬品の開発に寄与する」と自信を見せています。内山教授は既にCoriolis Pharmaの科学顧問団に早くから関わっており、遺伝子治療用ウイルスベクターの製造に参加していることも注目されています。
ユー・メディコの背景
ユー・メディコは、大阪大学からスピンアウトした企業で、15年以上にわたって高品質な分析や製剤開発サービスを提供してきました。独自に開発した生物物理学的特性評価の技術により、顧客に安全で信頼性の高いバイオ医薬品の製造をサポートしています。また、2022年4月には遺伝子細胞治療部門を新設し、ますます高まる市場ニーズに応じたサービスが充実しました。
Coriolis Pharmaの展望
一方、Coriolis Pharmaは、タンパク質や遺伝子様粒子、ワクチン等のバイオ医薬品においてグローバルなリーダーとしての地位を確立しています。自社開発した試験デザインに基づくサービスを通じて、医薬品開発の全過程をサポートし続けることをミッションとしています。
両社の協力による新しい波の到来が、多くの医療の発展に繋がることが期待されています。今後の進展に注目が集まります。
会社情報
- 会社名
-
株式会社ユー・メディコ
- 住所
- 大阪府吹田市山田丘2-1大阪大学フォトニクスセンター502
- 電話番号
-
06-6155-7835