株式会社TKC(所在地:栃木県宇都宮市/社長:飯塚真規)は、2023年11月20日(水)から新たに「月次決算速報サービス」の運用を開始します。このサービスは、中小企業の経営者や会計事務所の税理士(所長)を対象としており、月次決算が完了した後に電子メールで「業績速報」を送付します。具体的には、変動損益計算書や売上高の内訳、限界利益率、自己資本比率などを丁寧にまとめ、経営者が自社の業績を即座に把握できるようサポートします。
この新サービスの導入によって、中小企業の経営者は、月次決算終了後に重要な財務指標を直ちに確認でき、迅速な意思決定を行うことができるようになります。例えば、限界利益率の変動や自己資本比率の推移を把握することで、経営改善に向けた具体的なアクションをとることが可能です。また、会計事務所にとっても、経営者とのコミュニケーションが強化されることで、より効果的な経営助言が実現します。
月次決算速報サービスでは、以下の内容の情報が提供されます:
1.
業績速報の概要
- 変動損益計算書
- 売上高の内訳と解説
- 売上高等の推移グラフ
- 自己資本比率の推移グラフ
- 経理指導や提案事項に関する情報
これにより、中小企業の経営者は月次決算の情報をそのまま理解できるだけでなく、経営戦略を練るための強力なツールを手に入れることになります。
このサービスの導入を通じて、TKCはさらに中小企業の“黒字決算”と“適正申告”を支援していく方針です。すでに、TKC全国会には国内19,000名以上の税理士や公認会計士が所属しており、彼らとともに協力して様々な支援策を展開しています。
TKC全国会の取り組み
TKC全国会(会長:坂本孝司)は、職業会計人としての義務を果たしながら、企業の透明性と信頼性を高めるために尽力しています。具体的には、
1.
電子帳簿の整備
2.
租税正義の確立
3.
優良企業の育成
これらの取り組みを通じて、企業の健全な経営を促進していきます。
新たな「月次決算速報サービス」は、これからの経営環境において非常に重要な役割を果たすことでしょう。TKCの開発したこのシステムにより、中小企業の経営者はより迅速かつ的確に業績を把握し、ビジネスの成長を加速させることが期待されています。