リチウムイオン二次電池用電解質の製造技術ライセンス契約締結で業界の未来開く
リチウムイオン二次電池用電解質の新たな一歩
最近、メキシケム社はルイジアナ州セントガブリエルでLiPF6製造設備を新たに建設する計画を発表し、関東電化工業株式会社の技術を使用するためのライセンス契約を締結しました。これは、北米において初めてのLiPF6製造拠点となります。
メキシケム社のフッ素供給能力
メキシケム社は北米で強力なフッ素供給チェーンを持ち、様々なフッ素系製品を製造・販売しています。今回の契約は両社にとって大きな意義を持ち、関東電化工業は長年にわたるLiPF6の製造ノウハウをメキシケム社に提供することになります。これにより、新たな製造設備を効率的に運営するためのサポートも行う予定です。
高品質のLiPF6技術
関東電化工業は岡山県にある水島工場で25年以上、高純度かつ高品質なLiPF6の製造を行っています。その実績を基に、今回のライセンス契約が実現しました。関東電化工業は単に技術を提供するだけでなく、製造設備の設計やオペレーション支援も行うことで、メキシケム社の生産体制を強化します。
カーボンニュートラルへの貢献
リチウムイオン二次電池の需要は、電気自動車の普及により急速に増加しています。今回の提携により、関東電化工業の製造技術とメキシケム社の優れた供給能力が融合することで、強固な供給体制が構築される見込みです。これにより、電池バリューチェーンの発展だけでなく、持続可能なカーボンニュートラル社会の実現にも寄与することが期待されています。
お問い合わせ情報
関東電化工業株式会社に関する情報は、法務・総務部までご連絡ください。TEL: 03 – 4236 - 8801
今回の契約は、業界全体に大きな影響を与えるものであり、今後の動向にも目が離せません。これからのリチウムイオン二次電池市場の発展に寄与できるこの取り組みが、まさに新たなステージを迎えるきっかけとなるでしょう。
会社情報
- 会社名
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関東電化工業株式会社
- 住所
- 東京都千代田区丸の内2-3-2郵船ビルディング5F
- 電話番号
-
03-4236-8801