2025年12月1日から、JALの国際線プレミアムエコノミーおよびエコノミークラスにおいて、機内で提供されるワインが一新されます。このリニューアルでは、従来の187mlのペットボトルから、750mlのリサイクル可能なガラスボトル(ライトウェイトボトル)に変更され、客室乗務員が直接お客さまのコップに注ぐスタイルが採用されます。これにより、ワインの品質保持が期待され、より美味しいワインが提供されることになります。
新たなワインは、JALのワインアドバイザー、大越基裕氏が厳選したスペイン産のブドウを使用しており、特に機内という特異な環境でも満足できる味わいを追求して開発されました。その味わいは、機内食との相性を考慮し、細部に至るまでこだわりを見せています。
軽量化と環境配慮が重要なポイントである今回のリニューアルでは、軽量ガラスボトルを採用したことで、資材の使用量や輸送時のCO2排出量が削減され、環境への負担を軽減することも目的としています。具体的には、通常のワインボトルの約半分の重さ(約300g)のボトルを用いることで、輸送時のエネルギー消費を減少させることができるのです。
提供されるワインは、「+81」という名称の赤ワインと白ワインです。この名前には、日本と世界を結ぶ空の旅で特別なワインを楽しんでもらいたいという願いが込められています。例えば、白ワインにはアイレン、シャルドネ、ヴェルデホ、ソーヴィニョン・ブランのブドウがブレンドされ、飲みごたえとフルーティーな香りのバランスが整えられています。また、赤ワインにはグルナッシュ、メルロ、シラーといったフルーツの風味豊かなブドウが使われており、芳醇な味わいを楽しむことができます。
JALは今後も商品の品質向上だけでなく、環境保護への取り組みを強化し続け、旅行者にとっての上質な空の旅を提供することを目指しています。国際線のプレミアムエコノミーおよびエコノミークラスでの新たなワイン体験に、ぜひご期待ください。これにより、多くのお客様が機内で特別な時間を過ごすことができるでしょう。
私たちは、空の旅をより心地よく、環境にも優しいものにするために、新しいワインの提供を通じて積極的に取り組んでいきます。さあ、新しくなったワインを片手に、空の旅へ出かけましょう!