がんを治せる日を目指す「#deleteC大作戦2025」
2025年の秋、認定NPO法人deleteCが全国一斉で実施する「#deleteC大作戦2025」が注目を集めています。このプロジェクトは、がん治療研究の支援と啓発を目的としたもので、市民、企業、医療者が一丸となって取り組むことが特徴です。
キックオフイベントと全国投稿
シリーズの初日は、2025年9月1日(月)。東京の日本橋で開催されるキックオフイベントによって“1億人がCSA(カジュアルソーシャルアクション)宣言”が行われます。このイベントを皮切りに、SNSを通じての投稿を促し、高い参加を目指します。
参加者は、指定されたハッシュタグ「#deleteC大作戦」を用いて、普段のSNS投稿をがん治療研究の応援に変えることができます。たとえば、賛同企業のロゴから「C」を消した写真を投稿することで、企業からの寄付が発生します。そして、今回はリアクションの数にも寄付がつくため、ただの閲覧でも支援につながることが魅力です。
参加方法と実施内容
参加するには、以下の流れに沿ってアクションを行います。まずは、企業が提供する商品やロゴを用いて「C」を消す画像を作成。この画像をSNSに投稿し、指定のハッシュタグを付けてシェアすることで、1投稿あたり100円ががん治療研究に寄付されます。また、リアクションを行うことでも寄付が行われるため、シンプルな行動が支援につながるのです。
さらに、このプロジェクトは「食べる」「入る」「伝える」など新たなアクションも加わり、計9つのアクションを通じて皆が参加できる仕組みとなっています。買物をするたびに寄付が発生するスーパーマーケットでの取り組みもあり、日常生活の中でがん治療研究を応援できる機会が増えました。
より広がる未来のために
この「#deleteC大作戦」は、単なる寄付ではなく、がん治療についての awareness(認識)を広げることを目的としています。多くの企業が参加している中、ソーシャルメディアの力を借りて、情報を発信し、広めていくのです。これまで参加していた多くの企業が新たに参加を表明しており、寄付の配分も透明性をもった形で実施される予定です。
参加企業には、サントリーや大和リースなどが名を連ねており、彼らはこのビジョンに賛同して共に活動していきます。今回の「deleteC大作戦2025」では、全国の1,000店舗以上のスーパーマーケットが協力し、家庭や地域に密着した形での支援が行われます。
みんなの力で「希望の風景」を作ろう
deleteC代表理事の小国士朗氏は「私たちの行動が、一つひとつの小さなアクションとなり、未来に繋がる希望の風景を作り出すことができる」と語っています。普段の生活の中で参加できるこの活動は、多くの人々にとって手軽な方法での貢献が可能になります。「#deleteC大作戦2025」を通じて、がん治療の未来に向けた希望の道を描いていきましょう。ぜひ多くの方々と共にこの活動に参加し、あなた自身の力を発揮してみてください。