AI教材で入学前教育
2025-01-21 11:28:49

広島工業大学、AI教材「atama+」で入学前教育を強化

広島工業大学、AI教材「atama+」で入学前教育を強化



広島工業大学が2025年度入学の新入生を対象に、AI教材「atama+」を活用した入学前教育を実施することが発表されました。この取り組みは、全学部(工学部、情報学部、環境学部)の新入生が、大学での学びに必要な基礎学力を効果的に習得することを目的としています。

増加する入試形式の多様性



最近では、「年内入試」として知られる総合型選抜や学校推薦型選抜で入学する学生が増加しており、2023年度の入試では全体の半数以上を占めているとのことです。このような新たな入試形式では、合格と入学の間に十分な時間があるため、入学前教育を取り入れる大学が増加しています。これにより、入学後の学びにスムーズに接続し、高校で学んだ知識の復習や専門的な知識の予習が進められます。

新教育プログラムの概要



広島工業大学は、2025年4月から学部学科を改組し、「未来創造力」を備えた人材の育成に向けた新プログラムHIT.E-ACTIONを開始します。この新しい教育プログラムにあわせて、入学前教育や初年次教育の内容がさらに充実し、一人ひとりに応じた学習支援と環境が提供されます。

この度、AI教材「atama+」が導入された背景には、個々の理解度や学習状況に応じて最適な学習プランを提供できる能力があります。25年度の新入生は、約3か月間にわたって、大学が指定した数学の単元を「atama+」を使って自立的に学びます。また、希望者は物理や英語も学ぶことが可能です。理解度に応じた講義動画や演習問題に取り組みながら、基礎学力の向上を図ります。

専門分野への理解を深める



広島工業大学のHIT教育機構接続教育センター長である坂本英輔氏は、「2025年度から始まる新教育プログラムにおいて、一人ひとりに最適化されたカリキュラムを提供し、自立的な学習習慣の確立を目指しています。学生には高校での復習を通じて基礎学力をしっかり身に付け、自信を持って大学の新たな学びに踏み出してほしい」と述べています。

大学の新たな学びへの期待



入試から入学後まで一貫した学びを提供するために、「atama+」は必要不可欠な役割を果たしています。立命館大学でも活用が進んでおり、全国の大学にも広がりを見せています。今後、AIを活用した教育手法が、より多くの学生に新たな学びの可能性を提供することが期待されます。

まとめ



広島工業大学のAI教材「atama+」の導入は、入学前教育を充実させる大きな第一歩です。新しい学ぶ場で、学生が自信を持って学び成長していく姿が楽しみです。


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会社情報

会社名
atama plus株式会社
住所
東京都文京区後楽2-1-2住友不動産飯田橋ビル5号館 1階
電話番号

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