杉良太郎氏が提唱する健康ダンスプロジェクト
4月23日、厚生労働省の健康行政特別参与である杉良太郎氏が全国地域婦人団体連絡協議会を訪問し、新たな健康促進の取り組みを発表しました。杉氏は、各都道府県に1チームずつ、65歳以上のダンスチームを発足させる計画について語り、ダンスを通じて長寿と健康を推進する意義を説明しました。
健康促進の鍵はダンス
「健康で長生きするためには、体を動かすことが大切」と語った杉氏は、ダンスが持つ多くのメリットを強調しました。年に1度行う予定のダンスの対決イベントでは、若いグループと高齢者のグループが華やかなコスチュームで競い合います。これにより、参加者同士や観客も元気を分かち合う場になることを期待されています。さらに、楽曲や振り付けの提供、ダンスインストラクターの派遣も行い、地域社会全体で健康維持をサポートしていく方針です。
櫻井会長との連携
杉氏の提案に対し、全国地域婦人団体連絡協議会の会長、櫻井よう子氏は「ぜひご一緒させてください」と賛同の意向を表明しました。櫻井会長は、男性に負けず劣らず女性も美しいものを身にまとうことの喜びを強調し、地域の祭りなどでの役割との関連性を述べました。高齢者向けの「ダンス」に対する期待感が高まり、全国津々浦々へと広める意欲が感じられました。
健康一番プロジェクトとは
この取り組みは、2021年度から始まった「健康一番プロジェクト」の一環です。このプロジェクトは、HIPHOPダンスを通じて高齢者の健康を促進することを目的とし、身体を動かすことの重要性を広めるための各種イベントの開催を行っています。加えて、ダンスをすることとしないことの健康診断の数値やストレスの変化を分析し、データ収集と検証を行うことで有効性を示していく意向です。
今後の展望
このプロジェクトは、健康づくりの意識向上を目指すとともに、地域社会における活動への参加を促すことが目的です。ダンスを通じて、心身ともに活動的になることが期待され、地域の活性化にも寄与することでしょう。杉良太郎氏の構想が、全国各地で健康の輪を広げるきっかけとなることを願っています。
開催概要
- - 日時:2021年4月23日(金)13:00〜13:40
- - 場所:全国地域婦人団体連絡協議会 全国婦人会館内 2階 大会議室(東京都渋谷区渋谷1-17-14)
- - 出席者:全国地域婦人団体連絡協議会 会長 櫻井よう子氏、厚生労働省 健康行政特別参与 杉良太郎氏
この取り組みに関する詳細情報は、公式HPをご覧ください。
健康一番プロジェクト公式HP