自動清掃ロボット「C30CR」が医療現場に革新をもたらす
新たな清掃技術の誕生
愛知県あま市に本社を置く株式会社コーワが、新型自動清掃ロボット「C30CR」の発売を2025年11月19日に発表します。この製品は、クリーンルームなどの高度な衛生管理が求められる環境に特化した設計となっており、スムーズな清掃作業を可能にします。
「C30CR」は、コーワ、自社製のクリーン技術、日本エアーテックのフィルター技術、KEENON Roboticsのロボット制御の三者が共同開発した最新モデルです。このロボットは、世界最高クラスの粉塵捕集効率99.97%を実現し、清掃品質の均一化と省力化を目指しています。
開発背景と目的
清掃が必要な医療機関や製藥、半導体、電子産業においては、人手不足や労働力の問題が深刻化しています。このような環境では、実効的な清掃のための品質の均一化が求められ、さらにバイオや病院領域では衛生管理がより重要視されています。「C30CR」は、これらの課題に対して、クリーン環境の清掃品質を安定化し、省人化に寄与するための技術として開発されています。
具体的な特徴
1. 精度の高いブラシ設計
「C30CR」には、5本のブラシが装備されており、微細なゴミを逃すことなくキャッチします。独自の気流制御により、清掃効率は最大限に引き出されています。
2. 優れた粉塵捕集効率
99.97%の粉塵捕集効率を持つこのロボットは、ゴミを吸引した後、ISOクラス5の清浄な空気を排出することができます。これにより、クリーンルームの厳しい衛生基準を満たすことが可能です。
3. 漏れ防止設計
エアーリターン構造を採用することで、ロボット内部が陰圧に保たれ、外部への空気漏れを防止します。排気エリア周辺には逆流を防ぐための設計が施されています。
4. 高密閉構造
パッキンやネジ構造を用いた排気口やフィルター部分の密閉設計により、汚染空気が漏れず、清浄空気のみを効率的に排出します。
製品概要
- - 製品名: C30CR
- - 本体サイズ: 490mm x 520mm x 750mm
- - 重量: 約35kg (バッテリー含む)
- - 稼働時間: 最大6時間
- - 最高速度: 0.8m/s
- - 充電時間: 5~6時間
- - 清掃効率: 600㎡/h
- - ダストパック: 不織布
- - 遠隔操作: 専用アプリで操作可能
- - 販売方法: 各代理店を通じて販売
展示会情報
「C30CR」は、11月19日から東京ビッグサイトで開催される「ビルメンヒューマンフェア&クリーンEXPO2025」において初披露されます。展示会の詳細は以下の通りです:
- - 開催日: 2025年11月19日~21日
- - 会場: 東京ビッグサイト
- - ブース名: コーワ タンクエスト (ブース番号3-E01)
その他新製品の紹介
「C30CR」以外にも、コーワは新たな清掃テクノロジーを提供するべく、さらなる製品を展開しています。自動清掃ロボット「C40」は、湿式・乾式の掃除が可能な設計で、多様な清掃ニーズに応えることができます。
ブランド紹介
株式会社コーワは、1935年に設立された総合ブラシメーカーとして、自社ブランド「tanQest」を展開しています。クリーン機器の革新を追求し、これまで以上に優れたクオリティを提供することを目指しています。
最後に、「C30CR」は、医療機関や高精度な清掃が必要とされる分野において革命をもたらす存在となることでしょう。