機械部品図面検索AI「meviy Finder」が手書き情報をデータ化
2026年3月2日、株式会社ミスミグループ本社が運営する図面データ検索AI「meviy Finder(メビーファインダー)」が、新たな機能を追加することを発表しました。このアップデートにより、手書きの情報を含む図面から文字や記号がデータ化され、検索対象として活用できるようになるのです。
特徴的な機能強化
この機能強化の大きなポイントは、手書き文字だけでなく、図面のさまざまな情報がAIによってデータ化されることです。これにより、製造業の現場で頻繁に見られる手書きの指示や修正履歴が、スムーズにデータとして扱えるようになります。また、CSVファイルを利用して、自社の調達情報を一括で図面に紐付けることも可能になり、業務プロセスにおける図面の活用が飛躍的に向上します。
業務効率化の背景
製造業において、設計データや図面は製品開発や調達の根幹を成す重要な資産です。しかし、設計変更に伴う手書きの指示や注意書きは、十分にデータ化されていないために「誰が何を書いたのか」という確認作業が必要となり、時間がかかることが一般的でした。さらに、従来の図面検索システムは、印字された文字のみを対象にしているため、手書き情報の取り扱いが難しく、導入が進まないという課題もありました。
変わる図面検索システム
meviy Finderは、これらの課題を解決するために開発されました。特に、手書き文字を含む情報のデータ化は、AIの力によって実現されました。この機能によって、図面検索や過去実績の確認にかかる時間を大幅に削減できるようになり、業務の属人化が解消されることで生産性の向上にも寄与します。
ミスミグループのデジタルモデルシフト
ミスミグループは、デジタル技術を駆使して製造プロセス全体を変革してきた企業です。2000年に業界初のインターネット注文サービスを開始し、部品選定から発注までをWebで完結させる仕組みを築き上げました。その後も、AIによる自動見積もりサービス「meviy」をはじめとする革新的なサービスを展開し、産業界の生産性向上に貢献してきました。
「デジタルモデルシフト」を成長戦略の核に据え、ミスミはお客様に新たな価値を提供するべく、「得ミスミ、楽ミスミ」の理念を掲げています。この取り組みにより、設計や生産現場の生産性は飛躍的に向上し、調達サービスを通じてコスト削減も同時に実現しています。
ものづくり企業の未来にふさわしいツール
meviy Finderは、企業規模を問わず、さまざまな現場で簡単に導入できる点が魅力です。製造業界のDX(デジタルトランスフォーメーション)を支援することで、より効率的な業務運営が可能となります。ミスミグループが提案する、新しいものづくりの未来への道が、AIによる図面データの利活用から始まっているのです。
今後もミスミは、製造業のお客様に対してグローバルでの時間価値を提供し、持続的な成長を共に創出していく所存です。