ブリストル・マイヤーズ・スクイブが東京・大手町に移転計画を発表

2022年、ブリストル・マイヤーズ・スクイブ株式会社は、東京都新宿区にある日本法人の本社を、千代田区の大手町に移転すると発表しました。この移転先は、日本のビジネスや金融の中心地として知られる大手町に建設中の39階建てビル「Otemachi Oneタワー」です。

現在、ブリストル・マイヤーズ・スクイブは、新宿と丸の内の2カ所にオフィスを構えており、新宿のオフィスは1995年から本社として機能してきました。一方、丸の内オフィスは2013年からセルジーン株式会社の本社となっていますが、このセルジーンは2021年にブリストル・マイヤーズ・スクイブと統合される予定です。

大手町への移転は、2022年の上半期に行われ、これにより東京で業務を行う全ての従業員が一つのオフィスに集まる環境が整います。これにより、組織の統合が進み、業務効率が向上することが期待されています。

ブリストル・マイヤーズ・スクイブ株式会社およびセルジーン株式会社の代表取締役社長、ジャン＝クリストフ・バルラン氏は、移転の意義について次のように述べています。「私たちの会社は、1960年6月に東京に初めての拠点を開設し、今年で60周年を迎えます。この間、日本国内における業績は着実に伸びてきました。今や、私たちの国別売上は上位3位にランクインし、R&Dへの投資や社会貢献活動にも力を入れています。大手町への移転は、当社が日本において更に成長していくための強いコミットメントを表しています。」

移転後は、東京の本社機能が集約され、全従業員が一カ所で働くことで、より一層の協力が促進される見込みです。また、これにより日本の医療従事者や患者さんへのサービス向上も期待されています。

具体的な移転日については、詳細が決まり次第、改めてお知らせされる予定です。