学生が環境を学ぶ
2025-08-05 11:54:04

ヨコハマで学生が環境共生を学ぶ新しい旅の形「GREEN JOURNEY」

「GREEN JOURNEY for SCHOOL」が目指す新たな旅行体験



横浜市は、日産自動車株式会社や株式会社日本旅行と協力し、「GREEN JOURNEY for SCHOOL」プログラムを始動。それは、同市の未来を担う若者が環境問題に取り組むための教育旅行として、特に豊島岡女子学園の生徒を対象にしたトライアルツアーの実施が大きな話題となっています。このプログラムは、「旅行者から創造者へ」をテーマにしたもので、これまでの教育旅行の枠を超え、学生が自らの手で持続可能な未来を考え、行動する力を引き出すことを目指しています。

プログラムの背景と目的



この取り組みは、環境共生社会の実現に向け、従来の旅行スタイルではなく、参加する学生が主体的に環境問題に向きあう姿勢を育むことが狙いです。非日常の体験を通じて、日常生活でのサステナブルな行動や意識を変え、自らの未来を考えるきっかけを提供します。特に、幼少期からの教育が重要視される中で、旅行体験がその理解を深め、楽しみながら環境意識を高める機会となるのです。

プログラムの特徴は「創造者へ」



プログラムは、学生が自らの未来を描く力を育てるために、「旅行者から創造者へ」という視点に転換を図っています。通常の旅行は「行く」ことに終始しがちですが、今回のプログラムでは、学生が楽しみつつ、自ら課題を見つけて考える「未来をつくる旅」として構成されています。たとえば、「将来住みたいサステナブルな未来のまち」というテーマで、職業視点を持ち寄り、事前学習、フィールドワークを通じて具体的なライフスタイルを探求します。

トライアルツアーの実施と学び



7月12日、豊島岡女子学園の生徒を受け入れたトライアルツアーは、横浜のみなとみらい地区を中心に行われました。生徒たちは、将来の職業を選び、なぜその職業がサステイナブルな社会実現に寄与するのかを考える機会を持ちました。事前には、「将来住みたいまち」を想像するカードワークを実施。職業視点からの課題設定を行い、実際のフィールドワークでは、日産自動車から電気自動車の学びや地域企業の取り組みを通じて、エコな社会の実現に向けた具体的なヒントを获得しました。

今後の展望



今後、このプログラムはブラッシュアップを進めていき、11月には商品化が計画されています。初回の商品化後は、東京などの近隣地域への広がりを視野に入れ、教育旅行という新たなスタイルを提供していく予定です。また、GREEN×EXPO 2027の誘客にも寄与することを目指し、参加者が楽しく学びながら、持続可能な社会を共に考える機会を増やしていきます。横浜ならではの新しい旅行スタイルとして、次世代の環境意識・行動変容へと繋げてまいります。

ヨコハマ未来創造会議について



ヨコハマ未来創造会議は、未来の社会を担う若者たちが集まり、議論し、行動を起こすために設立された団体です。この活動の中心にいるのが「Sustainable Adventure YOKOHAMA(SAY!)」チームで、彼らは環境に配慮した持続可能な旅行を提案しています。透明な未来を共創するため、地域社会や企業と連携を図りながら、意識の変革に向けた活動を進めています。これからの横浜を支える世代の育成、環境問題への積極的な取り組みが期待されます。


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会社情報

会社名
ヨコハマ未来創造会議
住所
神奈川県横浜市中区本町6-50-10
電話番号

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