高校生が選ぶメディア
2025-10-09 10:58:28

令和の高校生が選ぶ「なくなっても問題ないメディア」ランキングの結果

近年、様々なメディアが登場し、私たちの生活に色々な影響を与えていますが、実際に高校生たちはどのメディアを必要と感じているのでしょうか。マーケティング情報サイト「ワカモノリサーチ」が行った調査によると、全国の現役高校生429名を対象に、「ぶっちゃけなくなっても問題ないメディアは何ですか?」という質問に対して、結果がまとめられました。

1位:Facebook - なくなっても問題ない!


今回の調査で驚くべき結果が出ました。それは、1位に「Facebook」が選ばれたことです。全体の55.9%の高校生が「なくなっても困らない」と答えています。その理由は、「使ったことがない」、「使用している友達がいない」という声が多く、Facebookの存在すら知らない高校生も少なくありませんでした。「おじさんしか使っていない」、「年寄り向け」といった印象が強く、若者にとっての必要性はほとんど感じられていないようです。

一方で、Facebookのリアルな個人情報の管理に対する不安の声もあります。「実名登録が怖い」「利用経験がないから利用する気が起きない」という反応は、今やFacebookが高校生の生活において存在感を失っていることを如実に物語っています。

2位:ラジオ - 昔のメディア化?


次に、多くの高校生が「なくなってもいい」と感じているのが「ラジオ」です。27.3%の回答があり、「年配者しか聞かない」との認識が強いようです。「ほとんど聞いたことがない」「自分の生活に影響しない」といった意見が多く、代わりにネット情報やテレビを通じて情報を得ることが一般的になっています。最近はラジオ発のイベントが注目されていますが、若者との繋がりが薄いことは否めないようです。

3位:TikTok - 必要性が薄い


驚くべきことに、人気の若者向けメディア「TikTok」に対しても、6.1%の高校生が「なくても困らない」と答えました。特に、「民度が低い」「治安が悪い」という意見が目立ち、TikTokに対する不安感が強まっています。また、同じ内容をYouTubeショートやインスタグラムのリールで代用できるとの意見もあり、これによってTikTokの独自性が薄れていることも指摘されています。

4位:X - ネガティブな印象


4位には「X(旧Twitter)」が5.1%でランクインしました。ネガティブな情報が多いとの印象を抱く高校生が多く、「意味のない情報が多い」といった理由から使いたくないと感じているようです。

5位:テレビ - 古くからのメディア


意外にもテレビが5位に入っているものの、4.4%と低い支持率です。「テレビなんて全く見ない」「面白くないから」との厳しい意見が多く、若者にとって興味のないコンテンツが多いことが窺えます。情報を得る方法が多様化している今、テレビの存在意義が薄れているといえるでしょう。

これらの結果をまとめると、現役高校生にとっては、Facebookやラジオといったメディアが「オワコン」と捉えられ、ますますその必要性が薄れています。同時に、代替メディアの存在感が強まる中で、従来のメディアがどれだけ適応できるかが今後の課題となるかもしれません。

調査について


本調査は2025年7月から8月にかけて行われました。全国の現役高校生429名を対象とし、インターネット調査によって得られたデータです。詳細については「ワカモノリサーチ」のウェブサイトをご覧ください。若者の声を反映したマーケティングや調査を行っており、企業からの依頼も受け付けています。


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会社情報

会社名
株式会社ワカモノリサーチ
住所
東京都杉並区阿佐谷南3-48-12
電話番号
0120-993-703

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