神奈川の新星Hezronと名古屋のレジェンドAK-69がコラボ
神奈川の新進気鋭のラッパー、Hezronと、名古屋のラッパー界の重鎮AK-69による初のコラボが注目を集めています。彼らは音楽番組『RECTRUCK』において、「日本を覚醒させる曲」をテーマに、コラボ楽曲制作の旅に出かけました。
RECTRUCKとは?
『RECTRUCK』は、一人のラッパーが他のアーティストと共に旅をしながら楽曲を制作する新たな形の音楽番組です。この番組では、キャンピングカーを使った移動型スタジオ“RECTRUCK”内でレコーディングを行い、制作した楽曲を引っ提げてミニライブを開催します。
第一弾では沖縄出身のラッパーCHICO CARLITOとORANGE RANGEのRYOがコラボレーションを行いましたが、第二弾はHezronとAK-69のコンビが登場します。
パワースポット巡り
番組内でHezronとAK-69は、まず山梨県にある屈指のパワースポット、身延山久遠寺を訪れ、そこでのリリック制作に打ち込む様子が描かれています。特にHezronは、パワースポットが好きでなんと自身で作成した御朱印帳を持参していることが印象的です。彼らは287段の石段「菩提梯」を登りながら、身延山の美しい景色に感動しました。
リリック制作の挑戦
さて、リリック制作の過程では、AK-69が選んだビートへのこだわりや、ユーモア溢れるコメントが印象的でした。彼は最初から「1つのビートに決め込まずに2つ選ぶ」というスタイルを持っており、これによってリリックとビートの相性を考える段階での苦労を語りました。また、AK-69は「仮録りしたフロウに合わせて書かないといけない」と自らの制作スタイルの違いに苦しむ一面も見せました。
特に面白かったのは、AK-69が「アンパンマンのフレーズ」をリリックに使うかどうか迷っていた場面です。これにはZeebraも驚きを隠せませんでした。AK-69がリズムに合わせた言葉を作ることに重点を置いている一方、意外な選択をしたことで緊張感が漂いました。
制作過程の公開
レコーディングを終えた彼らは、「ここまで制作過程を見せることは今までなかった」と笑顔で振り返りました。AK-69は集中しすぎた結果、「一人の時の顔になっていた」と自覚し、笑いを誘う場面もありました。
スタジオでのトークでは、AK-69が「マインドが落ちることはあるか?」との質問に対し、「ある」と回答。ポジティブな解釈に変えることで、自分を奮い立たせるメンタル術を披露し、これも印象的でした。
神秘の楽曲『JP UP』の初披露
そして、最新のエピソードでHezronとAK-69のコラボ曲『JP UP』が初めて公開されました。この楽曲の初パフォーマンスでは、視聴者から「さすがAK-69」「Hezronのスキルが光る」と称賛の声が寄せられました。
さらに、最新回では2人がこの楽曲に込めた思いを語るシーンもあり、世代を超えたラッパーのコラボに期待が高まります。Hezronは若手らしい新しい感覚を持ちながらも、AK-69の経験と深みが融合した楽曲の完成を見逃せません。
まとめ
今回のコラボは、音楽だけでなく制作過程も含めて楽しむことができる新しい試みです。ABEMAでの配信が続く中、HezronとAK-69のさらなる発展に目が離せません。作品への期待が高まる今、新しい未来のテレビ「ABEMA」を通じて、彼らの音楽を楽しんでみてはいかがでしょうか。